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第11話 魔王召喚(11)
1ー11 お仕置き
ラクウェル兄は、触手でテシガアラを壁に縫い付けた。
「ぐぅっ!」
テシガアラが踠くが決して抜け出すことはできない。
「さて、レリアス」
ラクウェル兄が僕に向かって笑みを浮かべた。
「お仕置きの時間だ」
「あ、ぅっ・・」
僕をラクウェル兄の触手が捕らえる。
ラクウェル兄は、僕を空中で拘束するとテシガアラの捕らえられている方へと向かせた。
「よく見せてやるんだ、レリアス」
「あぁっ!」
触手が僕の体を暴き、テシガアラの方へと僕の両足を広げて見せる。
僕の萎えたものにラクウェル兄は、触手を巻き付けるとぬるぬるした液体を擦り付けた。
「あぅっ、んっ!」
媚薬を含んだ触手の液に僕のそこが固くなっていくと、ラクウェル兄の触手がちろちろと僕の先端へと舌を伸ばす。
「まずは、お漏らしした罰だ」
ラクウェル兄が僕の背後から僕の下腹に触れた。
「栓をしてやろう」
「あぁっ!」
僕の立ち上がった先端へと触手が入り込んでくる。
恐怖と痛みに僕は、体を捩るが身動きもできないまま触手に犯されていく。
ジュルジュルとそれは、僕の中へと入ってくる。
ぞわりとする感覚に僕は、涙を流していた。
「あっ!やめ、お願い、も、やめっ!」
じゅぷっと滑る音がして触手が僕の前の最奥を突く。
「あ、と、って!も、だめっ!」
「おいおい、お仕置きは、これからだぞ、レリアス」
ラクウェル兄が耳元でささやく。
テシガアラがきっ、とラクウェル兄を睨んだ。
「やめろ!」
「うるさい奴だ」
ラクウェル兄の触手がテシガアラの口に押しいれられていく。
「う、ぐっ!」
「黙って見ていろ、ウジ虫が」
ラクウェル兄が僕の胸の尖りを指先で摘まんで舌先で舐める。
「あっ!」
ぷっくりと膨らんだそこを歯で擦られて僕は、体を揺らした。
その間にも触手が僕の閉じられた後孔を攻める。
太い触手の先端が僕のそこを割り潜り込んでくる。
「あ、あぁっ!」
にゅるっと侵食してくるそれに僕は、息を乱して抗おうとした。
でも、そんな僕にラクウェル兄は、さらなる責め苦を与えた。
僕の下腹に手をやったラクウェル兄は、淫紋に魔力を流した。
「どうした?レリアス。もっとよがってみせてやれ。いつもみたいに、な」
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