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第12話 魔王召喚(12)
1ー12 懇願
どくん
僕の体がはぜる。
「あぁっ!はっ、あっ!」
後孔をくじられ、胸の尖りをぐりぐりと潰され、僕は、体をのけぞらせて気をやった。
だけど、前を塞がれていていくことができない。
苦しくて、切なくて。
僕は、唾液を垂れ流しながら涙ぐんでラクウェル兄に許しをこうた。
「も、お許しを、ラクウェル、兄上・・」
「まだ、始まったばかりだろう?レリアス」
ラクウェル兄が僕の口に指を差し込んで舌を摘まむ。
「ぁうっ!」
「もっともっと、蕩けさせてやらないと、な。異世界から来たお友だちも期待してるぞ?」
ラクウェル兄が低く笑う。
「どうやら、お友だちは、発情しているようだしな」
見るとテシガアラの前が固くなっている様子がわかった。
「うぐっ!」
口を塞がれてもテシガアラは、ラクウェル兄を睨み付けるのをやめてはいない。
ラクウェル兄がさらに僕の淫紋に魔力を流し込む。
体が。
熱い。
じゅぶじゅぶと触手に後孔の奥を責められ僕は、おかしくなっていく。
「ひぁっ!あっ!」
快感に僕は、頭が白くなって。
いかせて、とこうている自分の声を僕は、遠くにきいていた。
「いかせて、ください・・おねが、い・・」
僕は、ラクウェル兄に懇願していた。
ラクウェル兄は、邪悪な笑みを浮かべた。
「じゃあ、まずは、お友だちを楽しませてやれ、レリアス」
はい?
僕は、なんのことかわからなかった。
ラクウェル兄は、僕をテシガアラの方へと差し出した。
「わざわざ異世界から来てくれたんだろう?おもてなしして差し上げろ」
「んぅっ・・」
僕は、もう、いきたくって。
テシガアラをちらっと見上げると目があった。
口を触手に塞がれたテシガアラは、唾液を垂らして呻いていた。
ラクウェル兄は、僕をテシガアラの盛り上がった股間へと押し付けると笑いながら言った。
「はやく、楽にしてやったらどうだ?レリアス」
僕は、おずおずと舌を伸ばしてテシガアラの固く盛り上がった場所を服の上から舐めた。
ズボンの前は、じんわりと湿っていて。
僕は、テシガアラに申し訳なく思っていた。
僕が間違えて召喚してしまったばかりに彼をこんな目にあわせている。
僕は、テシガアラのズボンの前をはだけようとしたがズボンは、固く閉ざされていて開きそうにない。
業を煮やしたラクウェル兄が触手でテシガアラのズボンを無理矢理剥ぎ取って彼の体を暴く。
「うぐっ!」
テシガアラの屹立が僕の頬に触れた。
僕は、それに舌を這わせた。
ちろちろと舐めるとテシガアラが身じろぎするのがわかった。
僕は、はやくテシガアラを解放してやりたくて彼のものを口に含んだ。
テシガアラのは、太くて大きくて僕は、えづきながらもそれを喉の奥まで飲み込む。
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