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第83話 邪神の国(5)

 7ー5 躾  「邪神の神子、か・・」  ハジメが考え込んだ。  「じゃあ、その額についてる印が邪神のマークなんだな?なんか、ムカついてたんだけど、お前が話さないし聞きにくくって」  それから。  僕は、ハジメに怒涛のように話していた。  ラクウェル兄 のことから、邪神が急に現れたこと。全部、話していた。  ハジメは、僕の話を黙って聞いてくれた。  「それで・・触手は、僕の、その、使い魔みたいな存在なんだ」  「うん、わかったよ、レリアス」  ハジメは、僕の話を聞き終わると頷いた。  「とりあえず、お仕置きさせて」  はいぃっ?  なんのことやらわからなくって、僕がパチクリしてるとハジメが僕をベッドに押し倒した。  ええっ?  僕は、ひきつった笑顔を浮かべてハジメを見た。  なんで、そうなるの!?  っていうか、今日の朝までやってたのに!  また、今夜もですか?  戸惑っている僕をハジメは、触手で後ろ手に縛り上げる。  ええっ?  なんで、触手がハジメの味方してるの?  触手は、僕の見方なんじゃないのか?  「何、考えてる?」  ハジメが僕の耳元でささやく。  「もっと気を入れろよ、レリアス」  ハジメは、僕をうつ向かせると腰をあげさせた。  「こんなこと、したくなかったけど、躾って大切だからな」  ハジメが言うと僕の尻にぴたりと手を置く。  「いくぞ、レリアス」  「ひっ!」  僕は、身構えた。  ぴしゃん!  ハジメに尻を叩かれて僕は、体をこわばらせた。  ハジメは、無言で僕の尻を打ち続ける。  「ひぁっ!」  打たれる度に痺れるような感覚が僕の体に走った。  尻がじんじんして。  なんだか、熱い。  ぱん、っと叩かれる刺激で僕の前がぴくんと揺れる。  「おいおい、どんだけなんだ?レリアス。尻叩きされて感じてるなんて」  「あぁっ!」  いつの間にか僕の前は緩く立ち上がっていて。ハジメは、そこに指を這わして尖端に爪をたてた。  「ふぁっ!」  「ほんとに淫乱なんだから」  ハジメが僕のものの根本を紐で縛った。  「これで少しは、我慢できる?レリアス」  「あぁ・・」  僕は、呻いた。  ハジメは、僕の尻を再び打ち始めた。  ぴしゃん!  「はぅっ!」  僕は、体がなんだか熱く火照ってくるのを感じて涙ぐんでいた。  何か。  体の奥からくる?  僕は、哭きながら喘いだ。  「だめっ!なんか、きちゃう!くるっ!」  「そうなの?」  ハジメが僕の腫れ上がった尻肉を押し開くと奥のすぼまりへと熱いものを押しあてる。  ずんっ、といきなり挿入されて僕は、声をあげていた。  「ぐぁっ!」  貫かれた瞬間に僕は、いってしまた。  でも。  いってるのにハジメは、責め続けて。  僕は、高まりすぎて頭が蕩けてきて身悶えた。  「あっ、あぁっ!いってる!・・いってるのにぃっ!」      

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