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第29話 *

「やだぁっ、ライモの……ライモのが欲しい……」  ユリが半泣きで嬉しい事を言ってくる。 「俺もだよ。ユリ、本当はお前の奥で思いっきりぶち撒けたい……」 「じゃっあ、だ、出してっ、 中、欲しいっ!」  濡れて乱れた金の髪と潤んだ瞳。  陽に照らされた白い肌に、薄荷で勃ったピンクの乳首。  そんな状態のユリに抱きつかれて懇願され、たまらなかった。 「ああっ! ユリ! ダメだっ!」  一気に極めそうになり急いでユリを引き剥がした。  ブルンッ!と勢いよくユリの蜜壺から抜け出したライモの男根は、そのままの勢いでビシャッ!とユリの腹に精を放った。  エルフとは比べ物にならないような精液の量だ。  ユリの腹だけでなく胸や顔にも飛んだ。 「あっ、ユリっ! すまん!」  ライモは慌てるが、ユリはうっとりと恍惚とした表情を浮かべた。 「ああ、ライモの匂い……すごい……」  そしてユリはライモの精子を自らの胸に塗り込むように両手で撫で付けた。 「ああぁぁん! ライモぉ!」  そしてそのままユリはビクビクと震え、可愛らしい男性器から再び白蜜を溢れさせた。  それはライモにとってあまりに甘美な光景だった。

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