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8.旧友と再び……2

あれから光希が作ってくれた夕飯をご馳走になって少し大輝以外の話題もした 「それでまた大輝の部屋に住んでるんだ?」 「女々しいかもしれないけど、 俺にとって思い出の場所だし大輝が来てくれないかなと思って……」 まぁ段々自信なくしてきてるのも事実だけど 「そっかなら今度行くからさぁ、 また定期的に会おうよ せっかく会えたんだから良いよね? それに大輝探し俺っちらも手伝うよ。 伝を当たったりして聞いてみるからさ」 「まぁ陽加を悲しませてるあの野郎には見つけて一発ぶん殴らねぇとなぁ」 まぁバレた今他に友達も居ないし、光希は信用出来る数少ない親友だし良いよね 「ありがとう、 仕事じゃない時ならいつでもいいよ」 でも売りしてるのは2人ともいい顔はしてないね…… 「あとさぁさっき言ってた淳史?って人は 大丈夫?前みたいな暴力的な奴じゃない?」 光希も正人との同棲時代を知ってるから心配してくれてるんだろうね あの時は大輝や光希にも迷惑かけたし…… 「うん、交際迫ってはくるけど嫌な奴じゃないし、結構優しいしさ」 アイツは性格的にイライラする事もあるけど優しくて頼もしい時もあるし、つい甘えちゃうのが本音だしね 「陽加も相変わらずだね。 でもどんな人か一度確かめたいし、今度紹介してね?」 いいよと言うと今度は直人が口を開いた 「そん時は俺も行くぜ、コイツが浮気しねぇか見張らねぇとな」 「しないよバーカ! 直人は変わらず馬鹿で自己中で嫌んなっちゃうよ」 直人も恥ずかしそうに赤くなって何だと!とか言い合ってるけどなんだかんだ仲良くやってて嬉しさとちょっぴり羨ましさも感じた 「フフッ2人とも仲良くやってて安心した」 そう言うと2人は俺を見て少し驚いて顔した けどすぐ笑顔になって 「陽加ようやく笑顔見せたな」 「うん、やっぱり笑った陽加可愛いー」 そう言って抱きついてきた 「そうかな?仕事柄笑顔はよくしてるんだけどなぁ、淳史にもたまに言われるけど俺の作り笑いは分かりやすいってさ」 「陽加は演技得意だったもんね」 久しぶりに楽しい休日を昔の仲間とこうして過ごせて嬉しかった

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