「あんっ！」 　ぷつりと勃ったその胸の粒を舌で転がし味わう。 　ジェラルドが愛してやまないその可愛い粒は柔らかな舌触りでありながら瑞々しい弾力を返してくる。 「んはぁっ……あっ……」 　レオネは熱く濡れた声を上げた。 　左右両方の胸を交互に舌と唇で愛してやりながら、ジェラルドはさらにレオネの柔らかで滑らかな尻も両手で撫(な)で揉み拉(しだ)く。 　レオネがアンナから貰ったという下着は、予想通りに背後部分は紐のみで、レオネの尻の谷に食い込んでいる。ジェラルドはその谷間の紐をなぞるようにレオネの股の間へと指を滑らせた。 　ジェラルドの腰を跨ぎ開かれた脚の間を探ると、レオネの可愛い袋が紐により左右に分断され、中の珠が両側にはみ出ていた。胸を舐めながらその珠を二本の指でクニクニと弄ぶ。 「はぁん！　やっ、ジェラルド！」 　レオネの身体がびくびくと震える。 　この場所も後でじっくり眺めさせてもらおうと心に決め、ジェラルドは香油の瓶を手に取った。 　 　レオネの履いている下着の紐部分をずらし、蕾に香油を塗りつけ、指を差し込む。 「んっ……ああぁっ！」 　乳首を舐め続けながら、尻の合間を撫で指でその中をまさぐる。昨日もジェラルドを咥えこんでいたその蕾はよく知るジェラルドの指を素直に喰んでくる。 　 「んっ、……あんっ」 「後ろと胸、どっちが気持ちいい？」 「はぁんっ、そんな……！」 　少しからかいながらその蕾を解きほぐす。 　慎ましいそこはジェラルドの指により蕩けだした。 「あんっ、はぁっ、あっジェラルドぉ……」 　胸を舐められ、尻を弄られているレオネが快感に耐えきれず身体をくねらせ、ジェラルドの髪を撫でながら頭ごと抱え込んできた。 　頭頂部にレオネの鼻と唇の感触を感じる。 　レオネはジェラルドの匂いが好きらしい。興奮状態になるとこうやって嗅がれることがある。 　さらに密着した下腹部で黒いレースに包まれたレオネの可愛いソレがジェラルドの巨塊に擦れ、さらに誘惑されている気分になった。 　レオネの蕾がジェラルドの指を三本を飲み込んだ時、レオネの方が耐えきれず言ってきた。 「じぇ、ジェ…るど……も、もういいですからっ」 　舐めていた胸から顔を離し、レオネを見て言った。 「もう、繋がりたいか？」 　ジェラルド自身ももう我慢の限界に来ているのだが、レオネに意思表示して欲しくてわざと聞いた。 　レオネは目を潤ませて微かに頷いた。