「君は……まったく可愛くて困る」 　ジェラルドはそう言って笑うと、レオネの腰を両手で掴み前後に揺さぶった。 「あっ！　あんっ！　はあんっ！」 　その揺さぶりにより結合部分が抜き差しされ、リズムに合わせてレオネから喘ぎがもれる。 　しばらく手を動かしてやると、レオネもそれに倣(なら)って腰を振りはじめた。 「ああ……レオネ、上手だ。気持ちいいよ……」 　褒めてやるとジェラルドが手を離してもレオネは腰を動かし続けた。 「レオネ、君のイイ所を探して。好きに動いてごらん」 「ん、ん、あんっ！　ジェラルドぉ……」 　レオネはジェラルドの腹筋に両手を置き、ジェラルドの怒張を腹の中に納めて腰を振っている。 「あっ！　あん！　……イイ……」 　レオネは自身の前立腺を探り当てたようで、ジェラルドの剛直にそこを擦り当て始めた。 　レオネが快感に夢中になっている間に、ヘッドボードに置かれた眼鏡を手探りで取り、それをかけてレオネを見る。 　 　レオネは恍惚とした表情で腰をくねらせ、その動きに合わせて金のアクセサリーが揺れていた。 　垂れ下がる金の鎖の奥に見える胸の飾りは、ジェラルドが舐めねぶったせいで赤く色付いている。 　ジェラルドの怒張を咥え、それに自身の性感帯を押し付ける様は、まるでレオネの自慰を間近で覗き見ているような背徳感があった。しかもその自慰に使われているのはジェラルドの男性器だ。 　黒いレースの下着は勃起したレオネの中心により限界まで引き伸ばされ、レースの隙間から露が漏れ出ている。 　ジェラルドはおもむろにそのレースの紐の片方を引っ張り解(ほど)いた。 　腰を振るリズムに合わせてフルフルと揺れているレオネの可愛いソレが飛び出てくる。 　快感で濡れたその先端を指先で軽く触れるように撫でた。 「あんっ！　ジェラルドっ！　だめぇっ……」 　潤んだ瞳で抗議してるく様が実に可愛い。 　いたずら心がさらに増し、さらにレオネ片方の胸の粒に手を伸ばし、強めに摘んだ。 「ひゃあっ！」 　そしてそのまま指でクリクリと転がし弄ぶ。 「あん！　あっ、あっ、いやぁ！」 　レオネが身体をビクビクと震わせ、さらに咥え込んだジェラルドを締め上げた。