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ジェラルドの失態[20]
レオネに包まれたジェラルドの怒張ももはや限界だった。
「ああ、レオネ!」
ジェラルドは再びレオネの腰を持ち、激しく揺さぶった。
「あっ! あん! あん! でちゃう……!」
「ああ、私もだっ」
二人一緒に高みへと昇りつめて行く。
激しく腰が揺すられ二人の結合部がグチュグチュと卑猥な水音を立てている。
ジェラルドはレオネの感じる場所を深く強く抉った。
「んああぁぁんっ! ジェラルドッ!」
先に達したのはレオネだった。その可愛らしいピンクの果実から白蜜が吹き出しジェラルドの腹を汚した。
そして、レオネは達した事によりジェラルドをきつくきつく締め上げてくる。
「くっ……!」
ジェラルドも引きずられてレオネの最奥に大量の精液をぶつけた。
「ぁあんっ……」
腹の中でドクドクと脈打つそれをレオネが感じ取り、幸せそうな表情を浮かべる。
「ああ、レオネ……可愛いよ」
ジェラルドが頰を撫でると、レオネは繋がったままで、クタッとジェラルドの胸に倒れ込んできた。
「んはぁ……ジェ……ルド」
意識が朦朧としているレオネの髪と背中を撫でながら余韻に浸る。
「……上手にできたね。凄く良かったよ」
初めての騎乗位を褒めてやる。
レオネはジェラルドの胸で荒く呼吸をしていたが、ふと視線をあげた。
「……眼鏡、いつの間に……」
抗議の視線を向けてくるがその瞳は蕩けて威嚇力が全くない。
ジェラルドはクスクス笑いながらは言った。
「そりゃ、見るだろ? 凄くエロティックだった。私の見立て以上に美しいよ」
「も、そんなに言わないでください……」
レオネの照れる様にレオネに咥え込まれたままのジェラルドの中心部が再び硬度を上げていく。
「んぁ……ジェラルド……」
それを感じ取ったレオネは小さく喘いだ。
「じゃ、次は私が動こう」
ジェラルドはニッと笑い、レオネを抱きかかえ、横に転がるようにしてレオネを組み敷いた。
「ジェラルド、でもアクセサリーにキズが……」
アンナが言った忠告を今だに本気で信じているらしいレオネが可愛くて仕方ない。
「わかったよ。優しくするから」
ジェラルドはそう言って覆いかぶさり、レオネにくちづけをした。
今夜は長くなりそうだ。
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