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第14話 初めての客(4)
2ー4 初めての男
カークは、俺のぷっくりと尖った胸の頂きに舌を絡めるとそこをちゅう、と吸った。甘く噛まれて俺は、カークの髪に指を差し込み抱き寄せた。
「はっん・・そこ、だめぇっ・・」
カークは、俺の胸の頂を指でぴん、と弾いた。俺がびくん、と体を揺らすのを見てにっと笑った。
「なるほど、しっかりと躾てあるってことか」
「あっ・・」
カークは、俺のすでに芯をもっているものへと手を伸ばした。
「まったく、ここだけでいきそうじゃないか」
「あぅっ!」
カークに先走りを漏らしている先端をくちゅくちゅと弄られて俺は、腰を揺らせていた。だが、カークは、俺の期待を裏切ってそこから手を離すと俺の足を開かせた。
ひざ裏に手を入れ持ち上げられる。カークは、俺の奥を暴くとそこに触れた。
「ここ、ひくついてるぞ」
「あぁっ・・」
カークは、俺の蕾に先走りを擦り付けるとゆっくりと指を入れてきた。俺は、もう、いきたくて。
「も・・いかせ、て・・」
「まだだ」
カークは、ベッド脇のテーブルに置かれている小瓶を手に取るとぽん、と栓を開けて液体を手にとりそれを俺の尻のあわいに垂らす。ねっとりとした液体が流れる感覚に俺は、体を震わせた。
カークは、液体を塗り込むように指で俺の縁と中をなどる。目を閉じていても指が増やされていくのがわかった。
指が抜かれ熱いものがそこに宛がわれる。めりめりとそこにカークの太くて固いものが押し込まれてきて俺は、息を飲んだ。
「あぁっ!・・ふぁっん・・」
「力を抜いて」
カークに言われて俺は、なんとかそれを受け入れようと力を抜いた。でも、なかなか入らなくって。俺は、泣きながら声をあげた。
「無理ぃっ!入らない!壊れちゃうよぉっ!」
「大丈夫だ」
カークは、俺の前に触れると優しく擦り出した。くちゅくちゅという淫猥な水音に俺は、耳を塞ぎたくなる。
覚悟はしていたけど、こんなの、やっぱり無理!
でも、快感が高まっていき俺は、呼吸を乱していた。涙が溢れてくる。
「ああっ!」
カークの凶悪なものが俺を貫く。俺は、入れられると同時に白濁を放っていた。
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