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3.※貞操具外し→剃毛

また額に、そして、外してくれるらしいその 箇所に口付けされ、ぴくっと震えた。 「確か、一ヶ月ぶりだったかな。どうなっているんだろうね」 予め用意していたその鍵で開けていく。 カチャ、という音が聞こえた時、心臓がどくんと高鳴った。 そっとでありながらも尿道に通していた管が、亀頭を触れないように覆っていたステンレス製の部分と共に外されていく感覚がむずむずというような、そわそわと落ち着かないというような、それでいて何かを漏らしてしまいそうにもなって、何とも言えない感覚になっていた。 「ずっと剃ってないから伸び放題になってる」 「い⋯⋯っ、引っ張らないで」 「引っ張られてその痛みが気持ちいいと思うでしょ⋯⋯? 今だって嬉しそうに垂らしてる⋯⋯」 「あぁ⋯⋯っ、ふ⋯⋯ぅっ」 何も覆われてない部分を指先で弄ぶように触られ、ゾクゾクと身体が震える。 直に触られるのも久しぶりで、少し触れられただけでも達してしまいそうになる。 「僕に触れられて嬉しそうにするのもいいけど、今から剃るからじっとしてて」 そう言った後、恥毛に泡を付け、剃っていく。 泡ごと取り除かれ、地肌が露出されていく度に貞操具を付けていなくても恥晒しだと、顔が熱くなる。 そんな時。意識をさせられるように根元辺りに刃を当てられ、ピクっとした。 そこで、違和感を覚えた。 先ほど碧人に先を触れられた時もそうだが、気持ちいいとは思うが、その反応を見せず、縮こまったままだった。 「綺麗になったね。大人の証‪よりも葵はこっちの方がいいもんね。いつもよりも気持ちよくなれるから」 そう言いながらようやく外してくれたコックリングに戒められていた玉袋を手の中で弄ばれ、自分の意思とは裏腹に身体が反応してしまうが、それでも自身のは全く反応を示さない。

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