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淫薬

ホストにでもなればいいのに。 良くそう言われる。 でもそういうのは嫌い。 金が欲しい訳では無いのだ。 まあ。 金は色んな相手にそれなりに貰ってて、それで生活はしてるけれど、それに縛られたいわけでもないのだ。 やると言ってるから貰ってあげてるだけで、それに支配されたくはない。 したくもない相手とセックスなんかする気もないし。 大抵の相手が女だ。 女が大好き。 女はいい。 どんどん向こうから来てくれるし。 男は好みのタイプなら。 男だけは自分から声をかけることもある。 好みのタイプはそういないから 今日、そのタイプをみつけた。 久しぶりに男と遊ぶかと、やってきたそういう街で。 夜の街に不慣れな感じ。 多分初めてここに来た。 それがわかって、気に入った。 経験は浅そう。 処女かもしれない。 好みの男なら処女でもいい。 キョロキョロと店を探してるのがわかった。 まだ若い。 大学生か卒業したばかりか。 声をかけた。 「どこに行くの?」 笑ってみせた。 性に崩れた雰囲気は隠すつもりもない。 どういう意図で声をかけられたかも分かっていただろう。 怯えてはいたけれど、同時に好奇心と欲望も感じた。 勇気を出してこの街に来たのだ。 そのために。 店の名前を言われたがどうでもよかった。 「可愛いね」 そう言って、肩を抱いてすぐ近くの知ってる店に連れて行った。 楽しく飲んで笑って。 テーブルの下で脚を撫でた。 指と指を絡ませた。 真っ赤になってた。 ちゃんと順序は踏んだし、口説きもした。 やっぱり処女で、ホテルに連れて行き、セックスの手順も教えてやった。 服を脱がせるところから全部した。 丁寧に準備までしてやった。 恥ずかしくて泣いて、でも抵抗しないのは可愛いかった。 キスを沢山しながら後ろを解してやった。 後ろは自分でそこでオナニーはしていたらしく、ちゃんと感じて、そこを指で弄ってイクことも出来た。 可愛いと言いながら、その後ろを犯した。 初めてだけど、ちゃんと受け入れられた。 指より気持ちいいことを教えてやった。 大きいので擦られゆすられ、突かれる良さを教えてやった。 泣きながら乱れてた。 初めての奥を突かれる気持ち良さに泣いて狂うのが良かった。 穴の具合も好みだった。 丁寧に。 でも、好みの身体を楽しんだ。 ちゃんとセックスをしてあげたから、その後、夢中になってしゃぶってくれた。 優しくフェラのやり方を教えた。 でもまだ拙いそれではイケなかったから、出したモノで溢れる後ろをまた犯した。 馴染んで柔らかいそこを今度は思い切り楽しんだ。 その子は、大声で驚いたように叫んだ。 セックスに先があるなんて知らなかったのは当然だ。 「もっともっと気持ち良くなる」と囁いて教えてあげた。 二度目はもっと深い快楽に、痙攣が止まらなくなってて可愛かった。 でもちゃんと。 そこまでにした。 怖がらせては意味がない。 またその中に出した。 コンドームを使うことなんか教えるつもりもなかった。 感じて震える身体を優しく抱きしめて、何度もキスしてあげた。 落ち着いてから後始末もしてやった。 朝まで抱き合って、別れた。 飲み代もホテルも、なんなら、安くないホテルのちゃんとした朝食も、女から貰った金で奢った。 連絡先は渡しておいた。 何日か後、連絡が来た。 来るのはわかってた。 思ってたより早くて笑った。 もう少し悩むかと予想してた 女とセックスしながらメッセージを送った。 可愛いかった。 また会わない?と 女の中で出しながら。 女ももちろんちゃんと可愛がってる。 たっぶりキスとしてやるし、沢山イかせてやる。 新しい子についての説明もしてある。 今度は可愛い男の子だと。 この間まで処女でとても可愛かった、と。 そう言えばもっとセックスを頑張ってくれるし、お金もくれる。 そしてまたその子と会った。 また可愛がってあげた。 今度はその子の家だった。 行きたいと言ったのだ。 やっぱり学生だった。 でもそこそこいい部屋で。 良い家庭の良い子なのだと分かった。 そんな良い子をいきなり玄関で犯した。 嫌がらなかった。 ドアに手をつき、自分から尻を突き出し、犯されて。 声だけを押さえようと自分で口を塞いで。 良い子じゃなくなる程責めた。 玄関でその子はとうとう大きな声を出して、もっと、と泣いた。 良い子はセックスも真面目に覚えてくれた。 親の金で買ったベッドで犯した。 優秀なのだろう。 ベッドの隣り置かれた机や本棚には難しい理系の本が並んでた。 勉強なんて忘れるくらいしてやった。 脳が快楽以外無くなるほど、イかせた。 何度も何度も中で出した。 難しい公式や言葉が言える唇からは、喘ぎ声とやらしい言葉しか出なくさせた。 腸壁が裏返るほど擦ってやり、激しく突き上げてもやった。 親の金のする部屋。 期待された良い子。 清潔で綺麗な、セックスなんてまだまだ知らない身体。 やっぱり好みだった。 こういうちゃんと育った真面目なのが大好きなのだ。 ドロドロのセックスを教えこんだ。 際限なく無くイキつづけ、死ぬかと思うほどの快楽を。 終わらないことに恐怖し、でも終わらないでと望むセックスを。 そんなセックスに良い子はハマった。 夢中になってた。 そこで優しく囁いた。 可愛い可愛いと何度も言う。 快楽でおかしくなった脳に優しく優しく囁いた。 キスしてやると自分から舌を絡ませてくる。 良い子は夜が明けても次の日も、学校に行くの忘れてオレとセックスをしていた。 オレのペニスも上手にしゃぶるし、喉まで挿れられても喜ぶ。 オレも夢中になる。 セックスの楽しさをとことん教える。 乳首が気持ちいいこと。 穴のどこでだって感じられること。 奥のさらに、奥があること。 色んなイキ方があること。 徹底的に教えた。 お勉強と同じくらい優秀だった。 この書き換える瞬間が一番楽しい。 何にも知らない身体を自分から挿れて、欲しい、と泣いて叫ぶまでにするのが好き。 セックス三昧の数日の後、部屋を出た。 後は予想通りだった。 また会って欲しいとすぐに言われた。 正直に君1人じゃないと伝えた。 でも、君が他の誰かと寝るなら君とはしない、とも言った。 それでもいい、と言われた。 それも予想通り。 他の人より好きになってもらいたいという必死さで、セックスも頑張ってくれて、お金もくれるようになった。 大学は辞めたらしい。 どうやって稼いでいるのか。 少なくない金を渡してくれる。 そこは詮索しない。 まあ、他の誰かと寝るのは禁じてる。 それを破ればもう寝ないのはルールだ。 そこがホストとは違うところ。 他の誰かと共有したくないし、そこまで無茶な金は欲しくない。 好みの女や男とセックスを楽しめて、働かなくてもいい。 ホストなんかより全然楽しい生活だと思う。 居なくなるなら追わないし。 代わりはいくらでもみつかる。 一度去った人間には絶対手を出さないのもルールだ。 今日は良い子の家に行く日。 着いたら泣いて抱きつかれ、夢中で欲しがられるだろう。 他の女の気配を消すために、必死で頑張ってセックスしてくれるだろう。 何だってしてくれる。 そして帰りには金が渡される。 最高だ。 泣いて自分だけのモノにしたいと、自分から跨り、必死で腰を振り、それでも他所には行かないでとは言えないのが可愛い。 今この瞬間だけ自分のモノにしようと、痛々しい程セックスに狂うのもいい。 自分だけにしてくれとは言えない。 言ったら終わりだからだ。 だからこそ。 みんな最高のセックスをしてくれる。 楽しい。 楽しい。 そのうち居なくなるとしても。それまではじっくり楽しみたい 良い子だった子、を下から突き上げながら、泣きながらセックスに狂う姿を楽しんでいた。 嫉妬に燃える穴は最高に気持ちいい。 淫薬 終わり

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