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偽薬

ソイツに誘われ、部屋に行った。 酒を飲んで。 フワフワしてて そこでこれを飲まないかと誘われた。 青い錠剤。 何って聞いた。 気持ちが良くなる薬だと囁かれた。 いつの間に抱きかかえられていて、身体をもたれさせていて。 片手で髪を撫でられ、指で頬をなでられるのがなんか気持ち良くて。 言われるがまま飲んだ。 「すぐに効く」 そう囁かれた。 「本当にすぐに」 胃に熱さが広がった気がした。 「お腹が熱いね」 腹を撫でられた。 いつの間にかシャツの前が全部開けられ、下に着ていたTシャツも捲られていた。 お腹の中の熱さを確かめるみたいに撫でる手のひらが熱くて。 気持ち良かった 「気持ちいいね。ほら。効いてきてる」 そうだと思った。 手のひらが熱くて気持ちいい 自分ではない皮膚が皮膚に触れて、撫でるのが気持ちいい ゆっくり撫でられて、満足そうな吐息が出た。、 「これも良いでしょ」 いつの間にか、床に押し倒され、胸を揉まれていた。 男の胸だぞ、と思ったけれど、熱い手のひら。 優しく揉まれて、心地よかった。 「気持ちいい」 そう言った。 言ったと思う 身体の上でソイツが笑った。 誰だっけ。 そうだ。 大学で、知り合った。 今日初めてみんなと一緒に飲みにいって、その後・・・。 「これは?」 優しく乳首の回りを指で撫でられた。 くすぐったい。 笑った。 でも撫でられている内に指の熱さ。 あいつの指先が。 指の丸みが。 その骨が。 乳首を潰していく その芯を優しく。 ああっ あっ 変な声が出た。 「気持ちいいね?」 優しく言われた。 乳首を指先で捏ねられながら。 腹で薬が溶けてるよ、そう言われた。 血液に薬が回っていくんだと言われた。 熱くなる。 そう、撫でられた腹が熱くて、指でされてる乳首はもっと熱かった。 ひいっ ああっ 指先に感じて声を出す。 気持ちいい 気持ちいい 喘いでいた。 「ここはどうなってるかな」 乳首をいじられながら、もう1つの手がズボンのベルトとチャックをずらし、下着の中に入ってきた。 「気持ちいいからもう硬くなってるね。こんなになってる」 手で擦られながら報告された。 熱い手でそんなことをされた。 身体の肌が全部熱くなってるのに、先から濡れたものでぐちゃぐちゃとそこを擦られたらたまらなかった。 そして乳首を捏ねられながら、ペニスを擦られ。 気持ちいい 気持ちいい と叫んでいた。 ここはどこ? アイツの家? 「こんなに気持ちいいね。一度イこう」 言われるがままにそうされた。 胸を弄られながら、されるのは気持ち良すぎた。 「逃げちゃだめでしょ」 笑われたけれど、その手に身を捩り、泣きながら叫んだ。 だって気持ち良かった良かった良かった 女の子としてるより良くて、女の子より感じてて。 胸を吸われて、そこが尖っていることも、そこに快楽の芯があることも知って。 女の子の胸に自分がしていたことをされて。 胸で女の子みたいに感じながら、でも、男のペニスで射精した。 射精した後も胸を吸われて、乳首を齧られて。 全身が女の子みたいになってて。 吸われて齧られる度に、声を上げ、身体を震わせた。 「ほら。もう女の子みたいになってる。薬が良く効いてるね」 囁やかれる。 コリコリになってる乳首を片方は齧りもう片方は指で擦り合わせされた。 身体ははねた されること全部に反応した。 もう出したばかりなのに勃起していた。 「ここもね、もうきっと女の子になってるよ」 ズボンをぬがされていた。 そこを撫でられた。 後ろ。 後ろの穴。 撫でられるだけで、勃起したペニスが先から滴らせていた。 「ここも気持ちいいよ。ね。もうそうなってるんだから使わないと」 言われて、四つん這いになった。 当たり前のようにローションを使われた。 ここがソイツの家だったことを思い出した。 いつの間にかベッドの上に誘導されてて。 四つん這いになって、ソイツの指がその穴が女になってるかを確かめるのを感じていた。 「柔らかいね・・・ほら。もう濡れた女の子」 アイツの指が中をかき混ぜた。 くちゃくちゃ濡れた音と、男の指の骨と肌を感じた。 関節が指先が中を擦る。 押さえてた声がもれる。 熱い指。 中での感触。 皮膚での快楽よりももっと原始的な。 中の指が熱い。 そこを擦られる度に、散々弄られ熱をもった乳首まで疼く。 穴と乳首で感じさせられて。 まるで女のような・・・。 ひいいっ 背中をそらして仰け反り喚いた。 一度出したのにもう痛いくらい勃起したペニスの先から雫が零れて止まらない。 「いいとこだねぇ。ここが好き?」 そこを指で潰されながら囁かれた。 いいっ いいっ 好きぃ そう言いながら泣きながら射精した。 後ろだけでする射精はたまらなく気持ち良かった。 長い射精の後。 まだ痙攣している尻を持ち上げられた。 「欲しいよね」 言われた。 腹が熱い。 肌が熱い。 気持ちいい。 薬の薬のせい。 「欲しい」 と言った。 それも薬のせいだろう。 熱いものが大きなモノが、そこにねじ込まれるのに歓喜した。 奥まで欲しいと喚いた。 いっぱい突いて欲しいとも そうされた。 ゴリゴリ擦られ、奥を突き上げられ、ゆっくり回され、執拗に突かれた。 きもちいい きもちいいいいいいい ひいっ あひぃっ 「すごいね。めちゃくちゃ感じてる。中までうねって」 気持ち良さそうに呻く声。 中に出された。 でも。 でも。 「もっと欲しいでしょ?」 言われた。 当然だった。 この薬は最高だった。 抱いたことのある女の子達の誰より感じている自分がいた。 「女の子をポイポイ替えててるアンタが女の子になってるね」 その声の通り。 女であそびまくってた。 女の穴という穴に突っ込み、そこで存分に楽しんでた。 でも。 気持ちいい。 今が一番気持ちいい。 こんなに感じられる薬。 口にまた青い錠剤を入れられた。 飲み込んだ。 「これでもっと気持ちよくなるからね」 言われた。 そして。 そいつは誰かに電話して。 すぐに玄関のドアが開く音がして。 数人の男たちが入ってきた。 「もっと気持ち良くなりたいよね」 言われた。 頷いた。 奥にもっと。 もっと欲しかった。 腹が熱い。 肌が熱い。 薬。 みんな薬のせい。 「みんなでしよう」 ソイツも薬を飲んでみせた。 他の男達も。 そして。 全員に犯された。 代わる代わる後ろを犯され続けた。 色んなペニスの感触に、大きさに、角度に狂い続けた。 太いのに思い切りひろげられ。 長いのて、奥を教えられ。 硬いのでゴリゴリと擦られて。 大きくて硬くて長いのは、アイツのだった。 胸はずっと誰かに吸って齧ってもらえた。 その感覚はクリアに脳を焼いてくれた。 喉も良かった。 苦しかったけれど。 そこを犯されそれでも感じた。 薬のせいだとわかった。 そこで出されて喜んで飲んだ。 薬のせいだ。 「女の子とっかえひっかえしてたのにね。そんな身体で女の子みたいになっちゃって。ここ、もう勃起してないじゃない」 笑われた。 その通りだった。 ペニスは萎えたまま、それでもボタボタと白い液体をこぼしている。 長い長い、終わらない射精。 「大丈夫。薬のせいだから。薬がキレたら、女の子大好きなアンタに戻れるよ」 優しく言われて安心した。 また薬を口に入れられ、喜んで飲んだ。 「まだしたいよね」 言われて泣いて頷いた。 もっとしたかった。 誰かがまた交代して入ってくる。 それに歓喜した。 違う角度に悲鳴をあげる。 誰かが胸を舐めて吸う。 もう片方も違う誰かに吸って貰える。 女にするみたいにキスされた。 受け入れ犯されるようなキス。 ペニスだけは誰も触らない。 でもそこはずっと。 ずっと。 震えてボタリボタリと精液をこぼしている。 突き上げに喜び、乳首の芯の快楽に酔い、喉を犯され感じていた。 意識が無くなっても。 それは続いた。 散々犯した意識のない身体と、部屋の主を残し男達は部屋を出ようとしていた。 「そのクスリ本当に偽物なのか?俺らも飲んじゃったけど」 心配そうに1人が聞いた。 「ただのデンプンを固めたモノだよ。砂糖のないラムネみたいなもん」 部屋の主は言った。 気絶している犯された男の髪を優しく撫でている。 「コイツ有名なヤリチンだろ。なんでこんなになるの。そのニセモノで」 不思議そうに聞かれる。 「自分で尻も弄って何ならおもちゃも突っ込んでたんだろうよ。本当は女じゃなくて男が欲しくて欲しくて。でも。それを自分では認められなかったのがわかったから、薬っていう言い訳をあげただけ」 ソイツは言った。 「へぇ、ややこしいな」 男達は肩を竦めて出ていった。 「また呼ぶよ。コイツはまたすぐに欲しくなる」 ソイツはその背中に言った。 男達が出ていってから、またその身体を犯した。 意識が無くても構わなかった。 これはもう自分のだ。 「薬をくれ、と言いに来る。すぐに。そして薬のせいにして。こんなにクソ淫乱なくせに」 楽しそうに言う。 こんなに倫理の無い身体なのは分かってた。 あの女との遊びっぷり。 その割とに飢えたままの目。 無自覚に男達へ向ける視線。 無自覚どころか、みとめられないのが都合良かった。 後は、そうなる理由を与えてやればいい。 そして一度味わえば。 欲しかったものを知れば。 「お薬が手放せなくなるね」 自分の言いなりになるだろう。 いや。 本当は。 それが望みのくせに。 淫らな身体を楽しむ。 意識はないのに喘ぎ中は絡みついてくる。 ずっとそうされたかったから。 「目が覚めたら、言い訳を考えてあげるね。そして。自分からまたおいで。薬が欲しいって」 囁きながら、中で出した。 色んな男としなければ満足出来ない身体はいやらしくて気持ちいいだろうと知っていた。 そして手に入れた。 「もっとたくさん。楽しもうね」 聞こえてない彼に囁いた。 偽薬 おわり

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