13 / 13
渚、任務へ②
「あ…っ!?やっ、何す…っ待っ、ひゃあっ」
必死に堪えていたが、くすぐったさには我慢出来ずにまた声が漏れた。
「んぅっ、ぁはっ今はくすぐんないでぇ…っ!」
「はは、両方されたら我慢できないのー?可愛いねー?渚ちゃーん」
「我慢出来ないなら…やるしかねーよなァ」
「やめっでぇぇえ!!んひゃははは!!!」
また身体中を指が悪戯しながら、自身を扱く手も止まらない。我慢なんて出来なくて、ぎゅっと体を強張らせてイキそうになると。
「はーい、ストップー」
「…っ?え、」
ピタリと自身を扱く手だけが止まった。
「ゃぁははは!!ゃめっ、やめろっ!!」
くすぐる手は止まらないので笑い転げるが、射精感は強まるばかりで、ぼろっと大粒の涙が溢れた。
「何で泣いてるの?イキたかったとか?」
「俺たちみたいな気持ち悪い奴にイカされたいと思うわけねーだろー?なー?」
わざとらしい言葉に苛立ちながらも、ゆっくりと自身の周りをなぞられると今にもイキたい気持ちが強くなる。
「んァッ、くそ…っくそ!!」
「あらあらどうしたの?」
「はは、泣いちゃって可哀想」
くすぐる指も止まったので、必死に息を整えた。
「ほら、ここ限界そう」
スルッと男の人差し指が裏筋をなぞると、中途半端な快感に体が震えた。
「さわっ、やぁぁ…やだっ、いや!!」
「すっげー震えてる。恥ずかしい汁も溢れてんぞ」
「イキたくて堪んないねぇ?」
「…っっ」
みんなからの視線を感じ続けると、少しだけ射精感が落ち着いた頃に、もう一度しっかりと自身に触れられた。
「ぁあっ!ぁっ、んん、はぁ…!」
イケる!そう思ってもう一度体を集中させると、またピタリと指が止まった。
「ぁ…!うそっ、やぁっぁぁぁあ!!!」
「どーしたのー?」
「んん…っ、」
焦ったい。絶頂が出来ると思っていた体はもう我慢出来そうにない。ガクガクと足が震えてボロボロ涙が流れた。
「イキたいなら、自分でやってみ?」
男が俺の右手だけを解放した。ずっと押さえつけられて少し痺れてはいたが、欲望には勝てずに、俺は自身に手を伸ばした。
「お、渚ちゃんのオナニーショー?」
「…っっ!!」
手は自身にかけたが、恥ずかしさに手が震えた。羞恥からくる涙が止まらない。
「…ほら、イキてーんだろ?早くやれよ」
「あんまり時間かけるとまた拘束して死ぬほど焦らしちゃうよ?」
これ以上焦らされたらおかしくなる。
俺は強く決意して自身を掴み、ゆっくり上下した。
「は…っぁ、ん…」
気持ち良い。俺は必死に手を動かして絶頂を近付けた。周りでニヤニヤ見てる奴なんて気にしない。
「渚ちゃん、イク時は"イッちゃう~"って言いながらイケよ?」
「…っきも、誰がそんなこと言うかよ」
「へぇ、こんな大勢の前でオナニーしてる奴がよく言うねぇ」
「んっ、…」
イク。手の動きを早めてぎゅっと目を瞑ると、体を痙攣されながら俺は大勢の前で欲を吐き出した。
「…っんん、はぁ…っはぁ、」
一気に力の抜けた体で呼吸と整えていると、男達は大爆笑。
「やーば!敵のアジトでオナニーで盛大にイクとか」
「あはははは!可愛すぎるだろ~気持ち良かった?」
「…ぶっ飛ばす」
「ぶっ飛ばされる前に、堕ちてもらおうかぁ」
男は何か玩具のような物を取り出すと、俺の自身に被せた。
「これ最近買った俺の新品のオナホ。渚ちゃん使ったことあるー?」
「ひ…っ!?なに、ぁぁああ!!!」
初めて使うそれに戸惑うが、先程イッたばかりの自身には刺激が強すぎた。
「可愛い渚ちゃんのために、スイッチ入れちゃお」
「へぇ、電動のオナホ?」
「そうそう、振動も吸引もしてくれるんだってよ。使ってみたかったけど、こんな可愛い子が居るとあげたくなっちゃうよねェ」
動き出したオナホは、俺の自身を吸い上げる様な動きを見せながら、的確に気持ち良い所に振動を当てた。
「--ーッッだ、めっ、ァッ!!!!」
あまりの気持ち良さに勢い良く射精するも、止まる気配がない玩具は俺を更に追い詰めた。
「っあ、ぁあッッ、!ゃめッ、とめ…!」
上手く声が出せずにいると、グイッと体を起こされて座った状態にさせられると、突然俺の口に大きく反り勃った一人の男のモノが無理矢理挿入された。
「!?ふぐッッ…」
「歯ァ立てんなよ?」
「あ、ずりー。俺も手コキしてもーらお」
「んぐっ、ぐぅ…!ぅぅっ、」
後ろで男に体を押さえつけられているので逃げる事が出来ず、一人で勝手にピストンして動く男のモノを必死にしゃぶった。
無理矢理手で持たされた別の男のモノも力無く扱きながら、俺は地獄のような時間を過ごした。
「ん、…良い子。気持ち良いぜ」
「んぐっ…んん…!」
「こぼさずに全部飲めよ?」
口の中に放されたそれはとても温かくて気持ち悪い。押さえつけられていたのでそのままゴクリと飲み込むと、吐き気がした。
「あー…俺もイクっ、渚ちゃん目閉じて危ないから」
手コキしてやっていた男が、俺の目の前に自身を持ってきた。他の男が俺の目を覆ってかからないようにすると、次の瞬間にドバッと生温かいものが俺の顔面に吐き出された。
「はぁー…気持ち良かったぁ」
「んっ、ぁぁぁあ!!!」
その瞬間に男が動かすオナホも更に激しく動き出して俺も絶頂を迎えた。
「…次は俺の番だぜ?」
その後、仲間が助けに来るまで俺はずっと男達の相手をさせられたのであった。
end.
ともだちにシェアしよう!