4 / 101

第4話 パートナー 

 タケルが帰って来た。午前3時。 少し酔ったタケルに優しくハグされてキス。 「忙しかったの?」 「ううん、そうでも無い。 最後の客が中々帰らなかった。疲れたー。」  ミコトの事を話した。 「あ、もうベッドで寝てる。」 「子供か!」 「俺、今日はタケルと一緒に寝るよ。 いいだろ?」 「久しぶりだね。じゃあ、する?」 「ダメだよ。ミコトが目を覚ますよ。 今夜は大人しく寝ろよ。」  タケルは俺を抱き寄せて口づけして来た。 「ダメだよ、我慢出来なくなる。」 タケルが自分の長い髪を解いて抱きしめて来る。 (俺はタケルの長い髪を愛している。) 真っ直ぐで黒い髪。美容師なら誰もが憧れるんじゃないか? 「タケルのムスコがギンギンだ。 ミコトがいるから興奮してるの?」  顔を見つめ合って長いキスをした。 「俺も我慢してる。」 「今夜は少しだけ。挿入は無しだ。」 「う、ん、我慢する。タケル、俺を可愛がって。」 頭を撫でられて、顔を擦り付ける。 「可愛くなって。我慢できるか?」 抱きついて優しく触ってもらう。 「うーん、タマには我慢するよ。」

ともだちにシェアしよう!