84 / 101

第84話 凍夜とミコト

「このまま、中に入れそうだね。 お尻が開いてる感じ。凍夜、入れて。」 「ミコトから、欲しがってくるなんて感激だ。」  凍夜の長い指が、後孔を探って入って来た。 泡と一緒に侵入してくる指が、一本、二本。 「はあ、あ、あ、凍夜、抱いていてね、離さないで。」  何回目かの経験で、ただ痛いだけでは無い、快感を拾い始めた。  指が当たるところがある。 初めは痛いような変な感じだった。  時々ピリッと電気が走る。痛いと言うより、痺れる感じ。 「痛いか? 少しづつ良くなって、イキッぱなしになるって言うけど。  痛いかどうかわからないからゆっくりやるよ。どんな感じ?」  ミコトは気持ちよくなりつつある事が、恥ずかしくて上手く言えない。  でも、身体がピクピク跳ねてしまう。 凍夜が、空いている方の手で抱いてくれる。 「どう?ミコト、気持ちいいの?」 「うん、なんだか気持ち良くて恥ずかしい。」 「可愛い、可愛い。 俺の手でミコトをイカせてやる。 甘えて、エロくなって。 身体中で俺を欲しがって。」 「あ、ん、凍夜も気持ちよくしてあげたいのに、 オレばっかり、あ、あ、ごめん。」  身体が反応してエロくヒクつく。 「気持ちいいのか?ここか? ミコトはエロいな。好きだよ。 エロいミコトが大好きだ。」 「凍夜の固くなったのを い、れ、て。」 凍夜が情け容赦ない指遣いで、ミコトを絶頂に導く。深いくちづけをして、凍夜がゴムを付けて入って来た。 「あ、あ、ん、凍夜、オレ、オレ、」 身体を震わせて二人同時に射精した。 「ああ、中に注入された。」 「ミコト、愛してるよ。」

ともだちにシェアしよう!