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第87話 ミコトの義父 母の男
ミコトの義理の父は、結構名の知れた企業に勤めていた。勤務態度は真面目で、会社での信頼もあるようだ。
ミコトの実の父親も、以前は同じ会社に勤めていたはずだ。ある日突然出て行ってしまった。
何も残さず、突然。
直属の上司だったこの男が、煩雑な手続きを全て片付けてくれた。
前から会社の健康診断で、鬱気質だ、と言われていた、と証言した。
遺体も見つからないのに、自殺では無いか?と会社に話していたそうだ。
母、早苗は何かと世話をしてくれるこの元上司に段々逆らえなくなってきていた。
やがて、ミコトを連れた早苗は、この男と結婚した。この男は初婚だった。
それでも連れ子のミコトを可愛いがってくれる男に早苗は感謝していた。
それもある時期までだった。男は可愛らしく成長するミコトにイタズラするようになったのだ。
初めは早苗の小さな違和感。
幼いミコトを風呂に入れるのは、この義父の仕事だった。
世間知らずで専業主婦の早苗は、違和感を感じながらも、自分に言い訳していた。
(男の子だし、男同士でお風呂に入るのは
おかしくないわ。女の子なら気になるけど。)
男はミコトを風呂に入れた後は、異常なしつこさで早苗を求めて来た。興奮していた。
子供の裸に異様な興奮。しつこく長い時間をかける性愛は、母を疲弊させた。
(この男は何?普通じゃないわ。
嫌で嫌でたまらない。)
社会的地位もあり、収入も多い。一見優しそうで誰もが羨む相手に見えるが、別の顔に早苗は気付いていた。
ーーミコトが小学校に入った頃から、いつも一緒に寝よう、とミコトのベッドに入ってくる。
ミコトは大声で泣いて母の寝室に逃げてくる。
「なんだ、寝かしつけてやろうと思ったのに。
さあ、パパの所においで。」
「いやだ!母さんと寝る!」
こんな夜は、ミコトに見せ付けるように早苗を抱く。子供が見ている事など全く気にしない。
むしろ見せつけるように乱暴に抱く。
「やめて!ミコトを寝かせてからにして!」
そんな事は聞き届けられない。
乱暴に早苗を裸にして乱暴にセックスする。
ミコトは何をしているのか理解出来ない。
ただ、母親が乱暴されているだけだ。
「ほらミコト、ママは悪い子だから、
パパにお仕置きされているんだよ。」
ミコトの前で早苗に挿入しながら、見せつける。
「やめて!苦しいわ、やめて!」
「ミコト、よく見てごらん。
ママはお仕置きが好きなんだよ。
気持ちよくなってるんだ。
ほらっ、よく見ろ!」
足を掴んで広げる。結合部がよく見えるように。腰を振って
「ミコト、おまえもやって欲しいかい?
ママはお仕置きが大好きなんだよ。」
激しく腰を振って男は、果てた。
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