「は⋯⋯は、ぁ⋯⋯あっぐ⋯⋯っ！」 そのうち二本だったものが全て入れられた上に喉にまでぐっと入り込み、そのあまりのものにえずいた。 「⋯⋯どうして、葵の話をしていたのに、あの二人の話をするかな⋯⋯」 碧人の手から解放され、今にも吐きそうに咳き込んでいると、碧人のそんな呟きが聞こえた。 何がいけないの、と思ったその時、後孔に何かが侵入してくる。 それがつい先ほど口内に入れてきた指が一番いいところを重点的に責めてくる。 「あ⋯⋯っあ、は⋯⋯ぁ、あぁ⋯⋯っ！」 意識して声を出さずにいようなんて皆無だ。 そのようなところを潰れそうなぐらいゴリゴリと押し、善がる声を上げては腰を揺らしていた。 「そんなに腰を揺らして、気持ちいいんだ」 「あぁ⋯⋯っ、や、や⋯⋯っ、あん⋯⋯っ」 「いやいや言っている割には、僕の指を食べてしまうぐらい締めているね」 「⋯⋯あ、ぁ⋯⋯っあ⋯⋯っ、は⋯⋯っ」 「⋯⋯──変態」 「あ⋯⋯ぁッ！」 腰が仰け反った。 緩みきった口から垂れる涎のように、戒められた箇所から射精(だ)した。 満足に勃つこともままならなく、酷い痛みを覚えたが、それは同時にようやく解放された快感のように心地よく、腰が砕けそうになった。 「⋯⋯汚してしまったね、悪い子の葵」 「あ⋯⋯、ごめ⋯⋯っ──あぁッ！」 指が引き抜かれた刹那、それよりも確かな大きさに貫かれる。 その質量はこの身体にいやでも刻まれたもので、羞恥よりも悦びの声を上げてしまう。 「ほら、葵、そんなに声を上げたら、子ども達、起きちゃうんじゃない、の⋯⋯ッ！」 「あぁ⋯⋯ッ」