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マッサージ

皆…出る… 普通じゃなくない… これが…普通… この…全然オシッコとは別物の… 「オシッコと…全然…違うけど?」 「精液だから…」 「せいえき…」 「……ユウ…精子と卵子って知ってる?」 「知ってるわ!俺、何歳だと思ってんの?!」 「それ…入ってる」 「は?入ってる?」 「精液の中に…精子、入ってる」 「あ…ああ!だから、精液!……えっ?これ…精子入ってんの?!」 なんとなっ?! あの、話に出てくる精子は、この中に入ってて それは、こんな色した、こんなトロトロしたもんなのか?! 「ユウ!ちょっと…汚ないから、触らないでって」 「あ…ごめん…」 「ほら…手、貸して」 「うん……俺も…気持ち良くなったら、これ出んの?」 「そうだよ」 「そういう時だけ、オシッコが、精液に変わるのか?」 「全然違う…別物」 別物… じゃあ… 「じゃあさ、どうやって、そっち出そうとか、切り替え出来んの?」 「切り替えって…そういう時は…精液が出る」 「勝手に?」 「そう…」 「分かんなくて…間違って、オシッコ出ちゃう事ある?」 「ないと思うよ…感じ方…違うから…1回出したら分かると思うけど…」 「そっか…ちょっと安心した」 こんなとこで、中学生にもなって 本格的なお漏らしはヤバい 「俺は…だいぶ心配になった」 「えっ?心配?何が?」 「ユウ…そういう話とかしてる奴…今まで周りに居なかった?」 「居ないよ!精子は、精液ん中入ってて、それは、白くてトロトロしてて、オシッコみたいに出て来ますとか…皆、何処で知るんだよ?!そんなん、聞いた事ないぞ?!」 学校で、普通に話せる事でもないし 遊びに行ったって、周りに人居るのに、あまり出来る話じゃないし なのに、皆、知ってんの?! 「いや…精子がとかじゃなくて…自分でする話とか…」 「聞いた事ないって。俺、ほんとビックリしたんだからな?シュウ…お漏らししちゃった!と、思ったら…見た事もない液体で…少し触っただけで、シュウ…すっごく怒るし…なんか…ヤバい病気…なのかと思った…」 「ユウ…凄いね…」 「はあ?!何が?!俺の心配を返せ!」 「ユウ…今日は、もう無理そうだから、ちゃんとパンツ履いて?」 「あっ…」 忘れてた 俺の方の事…すっかり忘れてた 「はぁ~…なんか…益々自分でするの、憂鬱になってきた」 「え?俺の…見たせい?」 「あんなに頑張って苦しんだ挙げ句、謎の液体出すんだろ?」 「謎じゃないってば」 「なんか…めんどくさい」 「ふっ…そう思ってるなら、無理に今…しなくても、知らなくてもいいと思うよ?少なくとも、どんなもんなのか、知識は入った訳だし」 でもなぁ… 皆、知ってるしなぁ けど…特に知らないからって、支障ないしな そう… 「とりあえず、シュウが苦しくてじゃなく、俺の事好きで、名前呼んでたのは、なんか分かった。じゃあさ、今度気付いたら、そういう時は、どうすればいいんだ?」 「……そっとしておいて」 「声、掛けない方がいいって事?」 「俺だけじゃない…誰かの…そういう声聞いたら…見てみぬフリ…」 「そっか…うん…勉強になった」 知らないと、シュウの時みたいに 苦しいとか、痛いとかなのかと思って 見に行っちゃうもんな 「前世でも…そういう事、知らなかったの?」 「郁人兄ちゃんから、朝勃ちと、あと、自分で気持ち良くなっても、勃つんだって事は教わったけど…中学生位になったら分かるかな?って…言ってて…中学生の俺は、生きるのに必死で、それどころじゃなかったから…」 「そっか……ユウ…手、ちゃんと洗いに行こう?」 「うん」 シュウと、手を洗って 再び部屋に戻り ベッドに寝転がる 「はぁ~…なんか…疲れた」 「俺も…出した後…スッキリするけど…眠くなる」 「そうなの?」 「うん…人によるのかもしれないけど…」 「へぇ~?じゃあ、少し寝よ?」 「ん…」 俺の横にシュウが寝転がり 布団を掛ける 「ユウ…」 「何?」 「手…握ってもいい?」 「ん…いいよ」 大きくなっても… 俺が知らない事知ってても シュウは…シュウだ… 何かちょっと、不安な時… なんとなく寂しい時… シュウの中で 何か、気になる事がある時 シュウは、俺の手を握って眠る 俺の前世の話…気になってんのかな 「シュウ…何処にも行かないから」 「ん……ユウ……居なく…なったら……俺……」 「居なくならない…居なくならないよ…シュウ…」 俺は、先に逝ったから、遺される者の気持ちは分からない 葵達は、あの後元気に暮らしたろうか 多分…日本の記憶だと思うんだけどな 時代だって、そんな変わらなそう 葵だったら…何処かで生きてないかな なんで…そういうの特定出来る様な事… 全然思い出せないんだろう… 自分の…14年使ってた……苗字すら………… バイトが、午前で終わったので帰って来ると めちゃくちゃ家の中が静かだ 靴…ユウとシュウのだけか 今日の夜、ユウに続き教えよっかなぁ♪︎ 可愛いなぁ 可愛いから皆、ユウの前では、そういう話しないのかなぁ 可愛いなぁ ん? シュウ…居るんだよな? 全然部屋から、声も物音も聞こえない まさか、兄ちゃんの教育が済んでないのに とんでもなく先の事してないよね? そ~~~っと…そ~~~っと… …んだよ 普通に寝てるし なんで、2人して昼から寝てる訳? えっ?! 何? 事後?! ……一応…2人共服は着てるな ごみ箱… ゴムの殻らしき物な~し! ティッシュは…怪しいが… まあ、シュウが出しちゃってても、おかしくないか ユウは、まだだよね? ……ん? シュウ…ユウの手、握ってんの? かわ… これ、撮るしかないでしょ 撮るなら今でしょ パシャ かっわい~~~! 何こいつら ほんと、中2なの? ってか、シュウ…ユウの事が好きなのに、なんで手握って一緒のベッドで寝れる訳? 可愛い過ぎるわ 静かに…静かに… パタン へっへっへっ 朔の奴に自慢したろ 『俺らの自慢の弟達』 『可愛い過ぎじゃね?』 『送ってやった事に感謝しろ』 はぁ~…可愛い あ、四葉にも送っとこ 喜ぶだろなぁ 『いいの撮れたよ』 よし ヴヴ ヴヴ お? 『ありがとう!大和!』 『2人共可愛い!』 『鼻血出そう!』 四葉… 腐女子道まっしぐらだな 逞しく生きろ ヴヴ ヴヴ ん? 『勝手に俺の弟の寝顔まで盗み撮ってんじゃねぇよ!』 あ? 感謝しろってんのに、文句? あり得ねぇな ヴヴ ヴヴ 『だが、ベストショットだから許す』 『まだ寝てんの?見に行く』 は? 来んじゃねぇよ 『来んな』 既読になんねぇし 見ろや ガチャ…バタン トントントントン… もう来てるし 「おい!勝手に来んな!」 小声で文句言ってやると 「今更何だよ?何の為の合鍵だよ?」 「こんな時の為じゃないのは、明らかだな」 「いいから、静かにしろ!起きんだろが!」 「お前こそ静かにしろ!」 2人でそっとドアを開ける 寝てる寝てる …っつ~か 何時から寝てんのか知らないけど、こいつら寝返りとかしない訳? 「お~…シュウ可愛いな」 「ユウの方が可愛いけどな」 「何そこで対抗意識燃やしてんだよ?」 「事実を述べたまでだ」 「シュウ……お前は、これでいいのか?」 「な?ユウでイッてるとは思えないな?」 「「…………………」」 見惚れてしまった 「おい、そろそろ戻るぞ」 「そうだな」 パタン 自分の部屋のドア開けると、勝手に朔が付いて来る 「何、当たり前の様に入って来てんだよ?」 「照れんなって。ユウがシュウに取られて、淋しかろ?構ってやっからさ」 「お前ごときが、ユウの代わりになる訳ないだろ」 「ひっでぇな!」 「おい!勝手にベッドに転がるな」 ベッドに腰掛け、朔を見ると… ん? なんか…こいつ、でかくなった? 「お前…身長伸びた?」 「やっぱり?!なんか、そうじやないかなぁ…とは思ったんだけど、もう止まったと思ってたからさ。へっへっへっ…あと少しで、お前を超すぜ」 「無理だな。俺もまだ伸びてる」 「マジで?!」 「声…」 「あ…」 こいつは、馬鹿だ 勉強が全然出来ない馬鹿とは違う そういうんじゃない馬鹿だ 馬鹿は、疲れるが、扱い易いので都合がいい ユウが、今後どうなるかは、置いといて… この調子じゃ、シュウとヤる事になりそうだからな どう考えても、ユウは挿れられる側だろ 挿れられる側のが、絶対ユウ可愛いし シュウなら、ユウを泣かす事はないだろうが 知識も経験もないんじゃ、故意にではなくとも、泣かせたり、傷つけてしまう可能性がある シュウに教育するこいつに、しっかり学んで教えろと言いたいところだが どうにも適当で、信用ならない 四葉に頼んだ方が、まだマシだ と、いう事で… まったく不本意ではあるが 自分の体で分かってもらおう 「どしたん?黙っちゃって…」 「朔……俺……ユウの事が心配で……」 「心配って?シュウの事?それとも…何かあったのか?」 「朔……力…貸してくんない?」 「な…なんだよ…んなマジな顔して……まあ…俺だってユウは可愛いし?俺に出来る事なら、するけど?」 ほらな ちょっと真面目な顔して、困ってる感じ出すと すぐ、引っ掛かる これで、何回騙されたか、数え切れないのに 「朔…ありがとう」 「はいはい。んで?何すんだ?」 俺のベッドで、偉っそうに、肘付いて横向きになってる 腹立つな 「とりあえず…俺も隣に横になっていい?」 「はあ?!」 「声…」 「あ…」 馬鹿は困る 「何で?!」 「……ダメ?」 「うっ…!」 声を抑えた朔が、葛藤している 時間の無駄だな 普段からは想像出来ない こんな、しおらしい俺のお願いを お前が断れる訳ないだろ 「~っ…な…何だってんだよ…ったく…」 ぶつぶつ言いながらも、俺が横になれる様に、スペースを空ける さっさと、そうすりゃいいんだよ 部屋の鍵を閉めて、朔の隣に横になると 「で?何?」 可愛いくねぇな 当たり前だけど 「朔…ユウが…」 左手を朔の首の下から肩に回し 肩に顔を埋める 「え?ユウが……何?病気?そんな悪い病気?」 馬鹿だわ~…こいつ チョロいわ~… 不安そうな俺を抱き締めてきて ウケるわ~ 俺の右手が、何処に向かってるかなんて、考えてないよな~ 「ユウ…不安だと思うから…」 まずは背中に回して 「そりゃ…そうだよな…」 少しずつ下げてく 「だから…ユウの不安…少なくなる様に…」 腰触っても、全然気付かない 「おお。俺も協力する」 「じゃあ、宜しく」 「え?」 そのまま下着ん中、手入れた 「んなっ?!」 「声…」 「こっ…声じゃねぇ…んむっ!」 馬鹿か?こいつは 左手で、朔の頭押さえて、俺の肩に顔を埋める 「ん~~~っ!~~~っ!」 「ジタバタすんな。変なとこ、指入れられてもいいのか?」 ピタッ…と、動きが止まった 「お前は、馬鹿なのか?ユウ達が起きてみろ。鍵閉めてたって、あり得ない声、聞かれんだぞ?声出さないってんなら、頭解放してやる」 「んっ!んっ!」 コクコクと頷いている でも、怪しいので 一応、頭から手は離さず、緩めると… 「おまっ…んむっ!」 「はぁ…だから馬鹿は困る。こうしてろ」 「ん~~~っ!」 「俺だって不本意だが、バカなお前が知るには、これが手っ取り早いからな」 まずは第1段階 穴の周りのマッサージだよな? ん~と? 割れ目に沿って、指を降ろしてく 「ん~~~っ!ん~~~っ!」 俺に、しがみ付きながら、腰引こうとする 「ったく、往生際の悪い奴だな。協力すんだろ?」 両足で、ガッチリホールドしてやった んで? 割れ目から降ろして、ここが穴か 「ん~~~っ!ん~~~っ!」 「静かにしろよ。お前のケツの穴触んなきゃなんない、俺の方が叫びたいわ」 この周りをマッサージすんの? つ~か… 力入れ過ぎて、俺の指、割れ目にガッチリホールドされてんだけど 「おい…何も出来ねぇから、力抜け」 無視か ったく、手間のかかる奴だ 朔の耳にキスをすると… 「っ!」 おお…ビクンとした こいつ、耳感じんのか ちょうどいいわ 力抜け 耳にキスを続けてると 「~~~っ!」 耳に集中すんのか、ガッチリしがみ付いてはいるが 俺の挟まれた指が、解放された 周りったって、めちゃくちゃ狭い範囲だけど ずっと、この周りマッサージすんのか? 「っ!!」 穴の周り触り始めると、また挟まれた イライラする 進められない ペロッ 「~~~っ!」 耳舐めったら解放された ってか、震えてる こりゃ、いい 舐めながらだ 耳舐めてると、大人しく触らせてくれる どんな感覚なんだ? なんか感じんのか? 「んっ…んっ……~~~っ!」 明らかに耳で感じてるっぽいしな まあ、最初からケツで感じてたらキモいわ でも、ユウの体は敏感だから、最初からもあり得るよな なんで、あんな敏感なんだか かわ… 「んやっ…まとっ…」 俺の肩で、なんかゴモゴモ言い始めた 無視 ふにふに押してみたり くるくる周り触ったり んで、耳舐めて、頭と足ホールドして ほんと、手のかかる奴だ 「~~~っ…やまっ…とっ…」 「あ?」 気付くと、苦しそうにしてた 「あ、悪い。押さえ過ぎたか」 手を離すが、逃げる様子も 抵抗する様子もない まあ、ちょうどいいや 空いた手で、片方のケツ広げて、マッサージすると 「はっ…!やっ…~~~っ!」 自分で、肩に顔埋めてきた ? 今、耳舐めてませんけど? ってか、ケツ突き出してる 何こいつ? 「おい、なんでケツ突き出してんだ?」 そう聞くと… 「っ!」 ビクッとして 「も…もう…無理…だから…」 「あ?まあ、いいや。まだグッズの準備もしてねぇし、ローション無しで触られた感想を言え」 「~~~っ…」 は? 何こいつ… もしかして、俺の肩で泣いてる? 「おい…お前、泣いてんの?」 「~~~っ…うっ……」 「だるっ…ケツ弄られたくらいで泣くなよ」 「お前にっ…俺の気持ちがっ…分かってたまるかっ…!」 「それは、ユウの気持ちだと思って、心して覚えとけ」 「~~~っ…そっ…かもしんねぇけど…やり方…汚ねぇ…騙し…やがって…」 騙さずして、お前がこれ、受け入れたか? 受け入れないと、お前、分かんねぇだろが 「んじゃ、これからは自ら喜んでケツを差し出せ」 「…………は?」 朔が、顔を上げて、バカ面を見せた 「は?じゃねぇよ。ただ周りマッサージして終わる訳ねぇだろ?何?シュウのセックスは、ここまでで終わんの?」 「え?……いや……それと…俺とは……」 「だから、お前が教えなきゃなんないのに、知らなかったら教えらんないだろが」 「なんで…シュウは…ヤる側なんだろ?」 「ヤられる側の痛さや辛さ、分かんないで優しく出来る訳ねぇだろが」 ぽかん… 馬鹿が、馬鹿な顔のまま固まった 「お…俺……お前に…挿れられんの?」 「言うな。俺だって挿れたくねぇわ」 「ま……待て……待て待て…それはお前…さすがにない!…うん…ないない!」 「じゃあ…お前、そういう店とか行ってくれんの?それとも別の友達に頼めんの?」 「は?」 これだから馬鹿は… 「まさか、何も知らないのに、シュウに適当に教えようとか思ってないよな?挿れれたら、オッケーとか思ってないよな?」 「いや…だってさ、挿れれる様になるまでが大変なんだろ?シュウも、女とは経験あんだから、あとは分かるだろ?」 「チッ…」 「しっ…舌打ち!今、舌打ちした!」 呆れる通り越して、腹が立つ 馬鹿は罪だな 「あのさ。シュウは、ユウの、どこに突っ込むの?」 「ケツの…穴だろ?」 「それ、女と同じな訳?」 「いや…だからさ。突っ込める様になって、突っ込んじゃえば、あとは同じじゃねぇの?」 「チッ…だ~か~ら~お前は、馬鹿だって言うんだ。お前、突っ込まれんの確定ね。自分で体験しろ!」 「はっ?ヤダよ!ってか、舌打ちやめろ!」 無視… さっさと、手洗って来よ はぁ~…ユウの為とは言え、こいつのケツ触りまくる日が来ようとは…  こいつと俺じゃ、四葉にも需要ないだろうし 洗面所で、めちゃくちゃ石鹸付けて、手を洗ってると 「おい!お前…ユウの代わりさせんなら、ちゃんとシュウの代わりしろ!」 「あ?訳分かんねぇ事言うな」 「いっ…いきなりケツの穴触られて…耳っ…舐められてっ…泣いてる俺っ……放置してくとかっ…あり得ないっ……ちゃんと…アフターケアしろ!」 めんどくさっ… こいつ、めんどくさっ… 俺の彼女かよ ってか、彼女にも甘えるタイプ? うわぁ… めんどくさ… 「無視すんなっ…ちゃんと…優しくしてくんないならっ……お前が何言おうと…もう付き合ってやんないからな!」 おお… やる気になってんじゃん チョロ過ぎる ま、どうせ、どうにかして付き合わせるけど 「はぁ~…はいはい。おいで…朔」 「~~~っ…うっ…」 キモッ… 俺に抱き付いてきた 仕方がないので、頭と背中撫でてやる 「気持ちっ…悪くてっ…怖かった…」 まあ…予想通りだな 「そうか…」 「あとっ…なんかっ…~~~っ…屈辱的っ…」 「へぇ…」 それは、お前が俺にされたからだな ? 「それからっ…」 なんでこいつ… まだケツ、突き出してんの? 「なんかっ…少しっ……変な感じっ…したっ…」 「変な感じ?」 「~~~っ…!」 え? いや…まさかそんな… 初めてで、ちょっと触っただけだぞ? 「お前がっ…耳っ…なんかっ…舐めるからっ…」 ああ…なるほどね 他のとこで感じて そっちも感じやすくなるとか、あんのかな? って事は… さっきから、ケツ突き出してる理由は… 朔の腰を、グイッと押して俺にくっ付けると… 「あっ!」 「勃ってんな?お前…」 「~~~っ…違っ…これはっ…」 「違う?これの、どこが違う?」 「違っ…ケツじゃないっ…耳っ…俺…耳弱いからっ…」 耳だけで、ここまで勃つのも恥ずいわ 「はぁ…さっさと家に帰って出せ」 そう言って、体離すと… 「っ!」 「あ?」 「~~~っ…」 「なっ…?!」 めちゃくちゃ泣き始めた! なんで?! 「~~~っ…~~~っ…」 声殺して… しゃがみ込んで泣き出した 「ちょっと…おい…何それ…」 は? 何泣き? とりあえず…こいつ、こんなとこで、こんなに泣いてんの見たら 皆、びっくり… ってか、ドン引きだわ 「お前ん家…今、誰か居る?」 「~~~っ…っ…」 ふるふると首を振る 「立て。こんな状態のお前、皆に見せる訳にいかない」 「っ…っ…」 前見て歩けよ フラフラと歩く朔を連れて、なんとか東雲家到着 階段、上れんの? なんとか上り切り ドサッ ベッドに座らせた 「で…何?」 「分かんなっ……自分でもっ…よくっ…」 「俺がした事が原因?」 「分か…ないっ…てっ……なんかっ…知らないっ…けどっ…」 「けど?」 「~~~っ…1人…なりたくっ…ないっ…~~っ…」 めんどくせ~~~ お前、処女? ああ…でも、まあ…処女みたいなもんか ……… 考えようによっちゃ、こいつの今の気持ちも大切だな こう思うから、こうしろってアドバイス出来るもんな じゃあ…最高のアフターケアしてやろうか

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