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「も~~~!だ~か~ら~!そんな昔に貰ったやつを今でも大事にしてるってこと!」
珍しく顔を赤くしながら相澤の正面に座り込む
そして肩を掴みグイッと乱暴に引き抱き寄せてきた
「だから、お前のこと超大事にするし、めちゃくちゃ可愛がるから」
「……。」
何言ってんだ?と内心で思いつつも、口には出さなかった。どこか他人事のように東の次の言葉を待つ
「俺さ~やっぱり乱暴にするとか性に合わないし?お前はそりゃあ殴られたり蹴られたりするのが好きみたいだけど?俺にはそんな過激な事は無……」
そこまで言いかけた東の肩を強く押した。どの口が言うんだ、と睨みつけ小さく肩を震わせた
それを見た東はハッとし、分が悪そうに口を窄める
「っ、…俺、は……」
必死な思いで相澤は口を開いた
「俺は……、好きで、こんな身体になったんじゃ……」
言葉の途中で悔しさで瞳に涙が滲み言い切る前に東に口を塞がれる
「ッ!?」
そのまま激しく口付けをされ、相澤の背中に大きな腕を伸ばし強く抱いた
「はぁっ…嘘、ごめん……ごめんな」
本当に詫びているのか、まるで壊れ物を扱うように離れてはすぐはむような口付けを繰り返し、広い部屋に短いリップ音が響く
「ンッ!ちょっ、~~ッ!」
息が上手く出来ないのか、相澤がドンドンと東の肩を強く叩く
「ぷはッ…はぁっ!」
一瞬口が離れたのを隙にハァハァと荒い息遣いを繰り返し、肺に酸素を送る
「優斗、口、開けて」
そう言ってまだ呼吸が整っていない相澤の口をまた塞ぐ
東の舌が相澤の唇を強く押す
「早く、」
そう熱っぽい視線で急かされ、諦めたようにふるふると口を開くと、その小さい唇をこじ開け、東の舌が無理やり捩じ込まれていった
「ンッ、ふ、……ぁ、〜〜ッ」
またすぐに息が出来なくなって、相澤は東の肩を強く押す
「ッハ、ばーか。鼻で息するんだよ」
東は目を細め、額に汗を滲ませる相澤を愛おしそうに見つめては、カーペットの床に押し倒す
終わらない口付けに相澤の顔はじわ、と火照り、思考力はどんどん奪われていく
「ハァ、可愛い。……ね、ベッド、行こ」
やっと離れた東の唇からどちらとも言えない唾液が糸を引き、それがまた相澤の頬を熱くさせた
ぼうっと東を見つめる相澤の返事は待たず、そのまま優しく抱き抱え、別室のベッドルームになだれ込むように押し倒される
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