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東は開けた相澤の肌に優しく唇を落とす あの男(父親)に付けられたアザの上から、まるで上書きするかのように丁寧に口付けしていく 「あっ……やめ、くすぐった……アッ!?」 まだそこで快感を得たことがない相澤の薄桃色の突起に東の分厚い舌が這う 「なっ!?やっ、やめろ!きもち、わる…っ」 「だーいじょうぶだよ、優斗は素質あるから、すぐここでも気持ち良くなれるよ」 そういうと強くその突起に吸い付いた。残った方は大きな手で先端を弾かれ、やわやわと弄ばれる 「ヒッ、……っ、やだっ!んんッ!」 ぢゅうぢゅうとわざとらしく音を鳴らし執拗に責め立てられると、やがてそこは緩く芯を持ち始めた 「ほら、だんだん気持ちよくなってる、ほんと身体は正直だよね」 「アッ、ウグッ……そこ、ばっか、やめ……」 涙を浮ばせながら東の頭を掴み力なく押すが全く微動だにしない 「アハッかーわい、また今度じっくり開発してあげる」 漸く東の顔が離れたかと思うと、次に相澤のズボンに手をかける もう何度コイツに無理やり脱がされたことか。そんなことをボーっと考えながら抵抗を見せない俺に 「大丈夫、ちゃんと気持ちよくしてあげるから」 なんて自信たっぷりに言い、どこから取り出したのか、片手にローションの入った筒をもう一方の片手にたっぷり垂らし、後孔に触れる その瞬間、ヒッ、と短い悲鳴をあげ、両目を固く閉じ、ベッドのシーツを強く握り締めた ブルブルと肩を震わせ、顔を青褪めるだけでまるで抵抗のない奴隷のように屈服した態度に、東は少し眉を顰めたが、あまり気にせず既に柔らかくなっている後孔に中指を挿し入れる 「……。やっぱり一本くらいじゃ簡単に飲み込んじゃうか~」 しかし明らかに不服そうな声色でその後二本、三本と指を追加させていった 三本の指を中で不規則にバラつかせると、ある一点を指が掠め、声を堪えている相澤の肩が小さく跳ねるのを見逃さなかった 「……ッ」 「ん?ここが気持ちいいの?」 的を得たのか、次は執拗にそこを責め立てる グチュ、グチュ、と中のしこりを押しつぶし、挟み込み、グニグニと弄る すると唇が青くるほど噛み締めていた相澤が耐え切れず遂に嬌声をあげる 「ヒッ!アッ!?なんっ…そこっ、だめっアッ!」 明らかに戸惑いの色を見せながら息が荒くなる相澤に東は優しく微笑む 「もしかして前立腺責められたことないの?本当にお前の親父って、どうしようもないクズだな」 ほら、ここいいでしょ?と更に強く前立腺を圧迫され、相澤の瞳に光が散る 「アッ!アッ、アァッ!やだ!そこ、ンあっ」 だんだんと嬌声が高くなり、相澤の口からだらしなく涎が垂れる 「アハッ、可愛い~、良いよ。イって?」 三本の指が集中的に相澤のイイトコロをイジメるのと同時に、余った方の片手で相澤のピンっと隆起したペニスを覆い被す そのまま激しく上下に扱くと、ローションの液なのか、我慢汁なのか分からない液体でグショグショに相澤の下半身を濡らした 「ヤッダメッ!でっ……イッ!~~ッッ♡」 相澤は大きく腰を逸らし白濁を腹の上にぶちまけながらビクビクと身体を震わせた それを見た東は満足そうに微笑む

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