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第6話

そして現在…社長室でギャンギャンと子供のように叫ぶこの人を黙ってみてる 「あの日俺は!念願叶ってキララを抱けて!寝落ちしたキララの寝顔を朝までじっくり見て!ついでに撮影して!舐め回して!身体中弄り続けていたかったんだ!寝たキララを何度も犯しながら!寝起きの姿だってやりながら見たかったのに!!それでそのまま俺だけの男にしたかったのに!気持ち伝えてともに生きようとプロポーズしようとしていたのに!」 言ってることほとんどサイテーだな…そんな姿晒していいのか?…てか気持ち悪い…そんな事してたの?この人…こわぁ…本当に…気持ち悪い… 「お前があれをうまく処理しないから!可愛いこいつを泣く泣く置いていくしかなかった!だって来なければキララを異動させるとか言うし!俺から幸せを奪うっていうから!!こいつすげー仕事にやりがい感じてるってキラキラすっげーかわいい笑顔で毎日毎日頑張って成果も他の誰より出してるっていうのに…それなのにお前は!」 「だってああいう時は彼が絡まないとお前は俺の言う事きかねぇだろ!?」 「そんなん当たり前だろ?こいつより大切なものなんてあるか!!」 盛大な告白に思わずニヤけた。この人本当に俺のこと好きなんだなぁ… 「…へへっ…」 思わず笑った俺に呆れたような目を向けた社長。 「…君も相当だな…そんな可愛い顔して喜んで…」 そんな社長に視界を遮るように彼は俺を抱きしめた。 「お前はこいつを見るな!こいつが減る!やめろ!」 「ねぇ…もう一回聞くけど君は本当にこれでいいの?顔はものすごくいいし仕事できるけど相当な変態だよ?」 「…」 何も答えないでいると彼が焦ったような声を出す 「えっ…はっ?あれ?あの…なぁ…えっ!?さっき…OKしてくれたよねぇ?」 泣きそうな顔…基…泣きながらそう言う彼が素敵に見えるから本当に俺はどうかしてるかもな 「…彼がいいんです。それで…もう一つ…お話があるのですが…」 「そうだったね。…もう一つとは?」 「…私は…男です」 「あぁ。知ってる。可愛いけど男だとはわかってるよ?」 「いやいや…そうではなくて…男ですが…妊娠してます」 「そうか。おめでとう」 「…驚かないんですか?」 もっと驚かれるかと思っていたから普通の社長を不思議に思いながら社長の話を聞く

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