6 / 17

第6話 セレブなパーティ恐い!

緊張してたパーティ 会場は父さん護り隊が沢山来てた。 なんなのこの人数!! なにこれ!凄いよ!おじさんは変態ギリギリのくせに! 父さんへの嫌味は護り隊が完璧にガード!スゲー。 妹も保護対象。 ぼく?保護対象外!  父さん攻撃できないやつらが  小学生に向かって攻撃しにきましたよ! 誰も護ってくれない!こえええええ!!! でも でも でも でもさ、逃げたら家族にいくんだよな ドキドキしながら心臓に手を当てて息を整えてく。 Ωみたいと言われる自分の性格を押し込めて とにかくそうだ!αだよ! ぐっと押し込めて、、あ!カチリと思考が変わった!! 怖い!でもいま必要なのはこちらの俺だ!!! 余裕の表情で微笑み妹をエスコートして、挨拶を交わしていく。 途中 ボーイからドリンクを受け取ってたら あれ?僕は左利きだったんだけどなんで今の俺は右利きになってるの? 自信満々に王者の喋り方 誰かが「流石五十嵐さんの息子さんですね」息子じゃねーよ孫だよ!  群がってくるやつらは探って来てるような嫌な雰囲気のやつらばかり。 なんか専門用語とか政治経済とか難し・・?、、、んぁ゛?!! ここ一ヶ月で学習した初歩の簡単な内容じゃんか 小学生でも分かることだぞ??なめてんのかてめぇ  口には出さないけどな うっすら笑ってやるよ。 かなりふてぶてしい態度になったみいだけど じいさまは満足そう。 おれは余裕も出てきて 大人たちに囲まれて社交辞令の会話をしつつ まわりを睥睨した その瞬間に目に入ったのは透!! え?このパーティーに来てたの? グラスが右手よりも左手の方の方が持ちやすくなって持ち直した 元の気弱な自分に戻っていく。 ああ 膝から崩れ落ちそう! 透はそばに来て「実は僕の家族も招待されてたんだ、内緒にしててごめんね」 耳元で手を伸したら抱きつける距離で囁かれる。 心臓が震える 「ううん僕無理してたよ、来てくれて嬉しい」 透は優しく髪をクシャっと撫ぜてくれた。 僕の表情が甘えた顔になったかも 嬉しい そんな事を考えてたらかな? じいさまが「隼人!」鋭い声で呼ばれ引き戻される。 あっ!今は駄目だ!きちっとしないと! そんな中 会場でどよめきが、、、 あ!妹が!なんでいつの間にあんなところに? αの青年にひざまつかれて手を取られてる 透が「番いの申込だな」え?? 「妹は番いに出逢えたんだよ」

ともだちにシェアしよう!