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第11話 検査するよ!
もうすぐ検査入院するよていだ。
母さんも父さんも「元気なら良い」
優しく抱きしめてトクトクと動く心臓の音を聞いてくれてる。
健一が「にいちゃんー、どっちでも良いからはやくげんきになれよー道場に一緒にいきたいよ〜俺強くなったんだぜ!」
擬音がなくなって日本語になったなぁ〜
最近は慌ただしかったからホッコリしたよ。
透に検査入院をすることを伝えた。
透に会うとホッとする
妹が海雲さんに寄りかかっていたのを思い出す。
同じように寄りかかると不安がなくなり、安心できる。
怖い、検査にいきたくない震えながら透に甘えてる。
じいさまが僕の精神状態を見て
医者と相談したところできれば一緒にいた方が良いだろうと判断された。
透は「そばにいるよ!」と言ってくれた。
その日の簡易検査の値はまたαがいつもより強く出ていた。
なぜ?!なにが起きてるの!!
それから数日後
僕と透 じいさまとで病院に行った。
父さんも母さんもついていきたがったけどじいさまが説得した。
Ωの女医さんが担当になった海雲さんのお姉さんだ
僕が透にすがりついて震えてるを見て優しくあやすように
「大丈夫よ検査だけだから、安心してね、今日は血液検査とカンタンな心理テストとカウンセリングだけよ」と話してくれた。
透は僕の方を見てうなずいてくれる肩透がいるから大丈夫だね?力が抜ける。
その日は本当に簡単な検査ばかりだった。
軽いカウンセリング
次の日は口の粘膜を採って遺伝子チエック
お腹をエコーで確認した ちょと恥ずかしかった。
性器の形のチェックや子宮口があるかのチェックもあったんだけど
そちらは怖くて透にすがりついて嫌だと泣いてしまったのてそれは後日になった
透がわかれる時に「また明日くるから待っていてね」と頬にキスしてくれた!
初めての透とのキス、顔が真っ赤になってしまった。
「また明日ね!」透が帰っていく
僕は病室でキスされた頬に手をあてながら幸せに眠れた。
次の日は朝からじいさまが先生と話してるらしい。
透もまだ来てない 。
遺伝子チエックをもっと詳しくするので身体のあちこちからサンプルを採ると言われ
昨日嫌がった検査は大切だから
絶対必要だと言われたけど透がいないし 。
怖くて泣いてて暴れてしまった。
そのまま高熱が出て検査は後日になった。
ふと気がつくと透が優しくなぜてくれる 。
来てくれたんだ良かった。
熱も下がってきた やっと安心して眠りに落ちる。
面会時間が終わり透に「明日は早く来るからね」優しく囁かれた 。
うん待ってる おやすみ 夢うつつで返す。
夜にふと目が覚める
看護婦さんが点滴の液の交換をしてくれてた??
ぼんやりしてくる、眠くなる薬も入ってるのかな?
じいさまが横に立っていて
別の知らない男のお医者さんに指示した
「検査を始めろ!」なにするの!!!
「いやだあああああ!!!」
子宮孔があるか器具を入れられ確認される。
遺伝子の サンプルをあちこちから取っている
知らない医者は感情のない目で
僕が嫌がった検査をタンタンとやっていく
性器の形も下から光を当てられ確認された、、、
薬品で体がうまく動かない!助けて透!!
僕は気を失った。
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隼人くんは情緒不安定、
ちょっと前だったら
性器を見られるのも子宮検査も「えー無理 はずい!!!」と騒ぎつつも
羞恥に耐えてしたはず
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