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第9話 愛の夜 2
「ミクオは、男が好きなの?」
「違うよ。おまえが好きなんだ。」
キースの部屋のベッドにいる。ゆっくり脱がされて裸になる。慣れた手つきにキースは少し心が痛む。
「ミクオは恋人とかいないの?」
(ずっとキースだけを見ていた、なんて絶対言わないよ。)
「ああ、大人の関係ならいるよ。いい女だ。」
「それでなんだか慣れてるの?上手だね。」
「上手か?どうしてそう思うんだ?
まだ最後までしてないぞ。」
「じゃあ、僕、大丈夫だから、最後までして。」
「キースが感じる所まで、だ。
少しずつ慣らしていこう。急がないよ。」
(男同士って、大変なんだ。)
キースは今まで付き合った女の子たちを思い浮かべた。自分が入れてもらう方になるなんて想定外だった。
一緒にシャワーを使った。
「ミク、凄い身体。
筋肉も凄いけど、なんか傷だらけだ。」
「ああ、結構危険な所にも行ったからな。
となりで戦闘してる国とか。
エンジニアは便利屋なんだよ。」
「僕、洗ってあげる。」
二人で泡だらけになって子供のように抱き合う。
「ミクオ、気持ちいい。大きくなってるね。」
ミクオの手もキースの固くなったモノを見つけた。
「キースも大きくなってる。
これで女の子を啼かせたのか?」
「悪趣味だなぁ、そんな事聞くなんて。」
風呂の床に座って膝に抱き上げられた。
「あっ、お尻にゆびが入ってる。」
「まだ一本だ。もっと広げないと
私のこれは入らないよ。
今日は止めるか?」
そう言いながら指が入っている。
「あ、ああ、なんか変。」
しっかり抱かれて指が侵入してくる。
キースはミクオの首に抱きついて硬くなったものを擦り付けた。
「なんか気持ちいい。ミクオのも触りたい。」
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