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11君が可愛すぎるから、少しも目が離せない
「あれ? 帰ってこないな」
始まりは朝がまだ薄暗いうちにサシュが厠に行きますとベッドを出たことだった、俺はうんうんと承諾し寝直しつつうつらうつらサシュを待っていたが帰ってこなかった。明らかにおかしいと俺はバッと飛び起きて剣を持ち、宿屋のトイレに行ってみた、そこにもサシュはいなかった。だから朝一番に冒険者ギルドに飛び込んで、職員を捕まえて最近奴隷関係の事件が起こってないか聞いた。
「おっしゃるとおり、最近奴隷の誘拐が何件も起きてます。犯人も目的も不明です、手がかりもみつかっていないのです」
「犯人も目的も不明か、ちょっと面倒くさいな」
そこまで聞くと俺は街の一番高い丘に登ってみた、そうして風に耳をすましてみる。サシュが何か喋れる状態なら、魔力は使うがこれで風が教えてくれるのだ。
「僕を帰して!! 僕はカイトの性奴隷です!!」
運が良いことにサシュは口枷をされておらず、この街の北の辺りで声を上げていた。一度風が声を捕まえたなら、もうそこに走っていくだけだ。俺はサシュの声がしたところまで剣を持ったまま駆けていった。その間も風はサシュの声を拾っていた、その聞きなれた声は俺に届き続けた。
「どうしよう、カイト」
「僕がいなくなったら、カイトは代わりの性奴隷を買っちゃうです」
「うぅ、嫌です。カイトを取られたら嫌です」
「カイトが大好きです」
「……カイト」
「やぁ、こっちくんなです」
「僕はカイトのです!! お前なんかのものじゃないです!!」
「ヤダ!? 触るな!?」
「カイト!! やだ、カイト!! 助けて!?」
何だかきな臭いことが起こりそうなサシュの声を聞いて俺は急いだ、そして一つの屋敷に辿り着いた。俺は正面のドアを蹴り開けて、そこにいた連中に言った。
「俺のサシュを攫うとは、覚悟してもらうからな!!」
そうして真っ先にサシュの声がするところまで、魔力を込めた剣を振り下ろして強引に道を作った。屋敷がバキバキッと凄い音を立てて壊れた、そして俺はサシュのところへと急いだ。そうやって凄く急いで駆けつけてみれば、牢屋の中でサシュがズボンを下ろした男に襲われていた。
「お前、俺のサシュに手をだそうとは、本当にくそ良い度胸だよなぁ!?」
「カイト!!」
俺は牢屋も魔力を込めた剣でぶっ壊して、俺のサシュに手を出そうをしていた奴を蹴り飛ばした、そいつは牢屋の壁にぶつかって気を失った。サシュは嬉しそうに俺を見て、そうして俺に抱きついてきた。
「サシュ、無事か。何もされていないか?」
「うえぇぇん、カイト。こいつにちんこ触られました」
「そうか、それだけか」
「後は手足を押さえつけられただけです」
俺は気絶している男をもう一度強く蹴っておいた、そしてサシュを抱いて外に出ると、俺はすぐにその屋敷から一度逃げ出すことにした。そうしてサシュを抱えて俺は街の警備隊のところに飛び込んで通報した、すぐに街の警備兵がその屋敷を包囲してまだ残っていた誘拐犯は捕まった、もう逃げ出してしまったものもいたようだ。それにサシュ以外にも捕まっていた奴隷たちも見つかって、無事とはいえない子もいたが主人のところへ帰されることになった。
「どうやって見つけたんです、街の警備隊もお手上げだったのに」
「それはまぁ、ちょっと俺の特技で」
「報奨金を出しますよ、元々指名手配されてる奴らでしたので」
「ああ、それは遠慮なく貰っておきます」
俺が取り戻したサシュは俺に抱きかかえられて、俺にぎゅっと強くしがみついていた、そんなサシュに俺は今後もこんなことが遭った時のために、俺はサシュにこっそりと俺とはぐれた時には何か喋れる状態でいろと言った。
「カイトは僕の独り言を聞いて、それであそこまで来てくれたですか?」
「ああ、お前が喋れる状態で良かった。あっ、この特技のことは内緒な」
「はい、誰にも言わないです。でも、カイト凄いです」
「俺が凄いんじゃない、俺と契約した風の精霊が凄いんだ」
「風の精霊さんにも感謝します」
「俺もだ、いつも世話になっているが感謝する」
すると俺たちのまわりを優しく風が一度回って吹き抜けていった、精霊なりの返事なのだろうか俺は本当に心から今回は風の精霊に感謝した。それから長い警備隊の取り調べがあったが、形式的なもので簡単に答えるだけで済んだ。そして、俺たちは宿屋に帰ることができた。
「カイト、今度から厠もついてきてください」
「ああ、言われるまでもなくそうする」
そうして宿屋に辿り着いた俺たちはまず風呂に入ることにした、風が巻き起こした砂埃などで汚れていたからだ。サシュと一緒にお風呂に入って汚れを落としたが、サシュはそこでしゅんとしていた。
「どうした、サシュ?」
「カイト、僕はカイトの奴隷なのに他の人に触られました。怒らないですか? 捨てないですか?」
「サシュ、お前がしたくてしたことじゃないだろ。ほらっ、こっちに来い」
「はい、そうです。えっ!? ああっ!! あっ!! やぁ、気持ち良いです!! すぐに出ちゃう、出ちゃう!?」
俺はサシュが自分のせいではないが汚されたというふうに言うから、そのサシュを捕まえてまずキスをした後にサシュのものをフェラしてやった。サシュは普段とは違うその刺激にすぐに射精した、俺は精液を風呂場の床に吐き出した。サシュは真っ赤な顔をしていた、でも俺にお礼のキスをしてくれた。それから俺たちは一旦、風呂をあがってベッドに行った。そこでも俺は何度もサシュのものをフェラしてやった、サシュは気持ち良さにあえいでいた。そして、こう言いだした。
「はぁん、僕も。僕もカイトのにしたいです」
「大丈夫か、歯とか立てないでくれよ」
「大丈夫なのです、口に全部入らないかもしれないけど歯は立てません」
「それじゃ、頼む」
サシュの口の中は温かくて可愛い小さい舌で舐めてくれるのは気持ち良かった、俺はすぐに勃起して射精しそうになったからサシュに口を離すようにいったが聞かなかった。そのまま俺は射精して、サシュはごっくんと俺の精液を飲んでいた。
「大丈夫か、サシュ。美味いものじゃないだろ、ちり紙に吐き出していいんだぞ」
「はい、美味しくはなかったですが、カイトのものを飲んでみたかったのです」
「ははっ、それで。今度は飲まなくていいから、まだしてくれるか?」
「もちろんです、カイトも僕のもの舐めてくれますか?」
そうして俺たちはシックスナインの体勢に入って、俺はサシュのものをサシュは俺のものを口で愛撫してくれた。俺は七度も射精した、サシュもへにゃりとなっていたが同じくらい射精していた。もう一回風呂でお互いに口をゆすいで、それから俺たちはキスしあった。射精はもうしなかったが、なんだかだるいのに気持ちが良くて、何度もサシュとキスをして俺たちは眠りについた。
「こんなにサシュが可愛いのに、代わりの性奴隷なんていらないさ」
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