その綺麗な体の中心で勃ち上がってる光の雄もただただ色っぽい。 　あれが、僕の中に入る？　あの大きな光のアレが……？ 　僕は急にイケナイことをしている気持ちが強く込み上げて来て、その場から逃げ出したくなった。 　でも光がそれを許してくれることはない。 「のぼる……ここで止められたら、俺もおまえも辛いよ……？」 「でも、光君っ……僕も君もまだ高校生だし……」 「それが何か？」 　光が甘ったるい声で笑いながら、双丘を広げて、自らの雄を僕の後孔にあてがう。 　それは熱くて硬くて大きくて。 　僕の中をギリギリにまで広げて入って来る。 「痛い……光君……やだっ……」 「もうすぐ、全部、入る、から……」 「も……無理……」 「っ……全部、入ったよ……狭っ……」 　光が後ろから僕をギュッと抱きしめてくれる。光の体温と鼓動に痛みが軽減していくのを感じた。 　しばらくそうして光の雄が僕の中になじむのを待っていてくれた光だったが。 「ごめ、のぼる……も、我慢できない……動くよ？」 　余裕のない掠れた声で告げて来る。 　初めはゆっくりと、やがて徐々にスピードをあげて。 　光のスピードが速まって行くのと同時に、僕の中で快感が生まれて来る。痛みや異物感もいまだあったけれども、快感がそれを上回って来る。 「あっ……あっ……光くっ……」 　そして多分、光が『前立腺』といったところを突いた瞬間、脳天にまで突きぬける快感が走った。 「気持ち、イイ？　のぼる？」 　僕は喘ぐことだけしかできず必死に首を縦に振った。 「俺も、すげー気持ちイイ、のぼる……」 　鋭い雄で何度も何度も前立腺やその奥を突かれて、僕はもう完全に快楽の海に沈んでいた。何度も欲を放っていた。最後には出るものもなくなっても僕の体は快感に震えて。 「ひかりく……ひかり……」 「何？　のぼる」 「も、変になりそう……」 「のぼるの体は淫らだね……可愛い……っ……俺もイきそ……」 　光が僕の耳朶を甘噛みしながら、囁いたと同時に、僕の体の奥深くに熱いモノが注がれた。 　その刺激に僕はまたイッた。