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偏愛Ⅵ≪竜side≫5

―翌日 「おはよう、竜。今日は(ラン)の部屋に行こうか」 朝早くから起こされ、腸内洗浄を充分にしてから母さんの部屋に連れていかれた。 この部屋は、拘束器具などが置いてある部屋。 ―…あぁ、今日はこの部屋で始まるのか 「この前テレビを観たよ。あの司会者…竜を見る目がいやらしかったねぇ」 ビデオカメラをセットして、笑いながら録画ボタンを押して近付いてくる。 「竜は僕のなのに。そうだろう?さぁ、口を開けて。今日も楽しもう」 俺は足と手を机に拘束され、この媚薬入りの砂糖のように甘い錠剤を、汚い舌と唾液で溶かされるところから始まる。 甘い物は嫌い。 特に父の大好物のシナモンは大嫌い。 「竜、今日は僕の好きなシナモンクリームにしようか」 父はパンにジャムを塗るように、俺の乳首にシナモンクリームを塗る。 そしてそれを舐めとりながら、舌で転がし、しつこく吸い付く。 「や、ぁっ―…んっ、は」 その行為から始まる日は長時間犯されると暗黙の了解で決まっている。 「あっ、アッ―…ん、アァッ」 「あぁ美味しいよ、竜」 そして決まってこう言う。 「まるで母乳のように甘い。あぁ、妊娠させたい」 生物学上、そんなの無理だと分かっているくせに。 しばらく乳首を堪能し、錠剤の媚薬が胃の中で溶けて効果が現れ始める頃に父の舌と共に2つめの錠剤が口の中に入ってくる。 ああ、甘い。 甘すぎてクラクラして吐きそうになる。 「さぁ乳首だけでイケるかな?あぁもう汁を垂らして」 ジュルジュルと唾液で乳首とクリームを吸う。 そしてざらついた汚い舌で乳首を弾かれると、それだけでイキそうになっている自分がいた。 「ふぁ、アアッ!ん、い―…く、乳首、やっ―…イクッ」 「この前注文したアガベシロップを堪能しよう。んん、甘い。さあイきなさい」 そして父は俺の肉棒に新しい甘いシロップを垂らした。 「はぅあっ!ん、イクッ、イ、クッ!イクッー!」 俺がイク瞬間、父は乳首から俺の肉棒へと口を移動させ、俺の精液とアガベシロップを自分の口の中で混ぜたあと俺へ口移しする。 「美味しいだろう」 「ん―…んぐっ……はぁ…はぁ…」 またひとつ、嫌いな甘い味が増えた。 「さぁ竜、今度は新しい機械を試そうか」 「いや、だ…やっ、ぁ!」 父は俺の秘部に指を挿れてほぐしたあとに、ピストンマシンにディルドをセットした。 そして亀頭専用のバイブを装着し、両乳首にローターを取り付ける。 「じゃあ竜、僕は朝食を取るから。竜もこれが終わったら食べよう」 そう言って父は部屋を後にした。 『竜、全ての道具を動かすよ』 この部屋は父のPCとスピーカーが繋がっているため、監視カメラから俺の映像を見て放置して感じているのを楽しむための部屋だ。 乳首、亀頭、秘部に取り付けられている全ての道具が動き出す。 「いやぁっ!あっ、アァッ!んん!父さ、んんっ!」 乳首のローターは吸引をしたり、舌のように柔らかい突起が乳頭を往復する。 亀頭専用バイブも同様に、吸い付いたり、中に入っている柔らかい突起がまるで舌のように亀頭を1周したり、カリを刺激したりする。 「や、アッ、…アッ!…アァッ、イクッ、イクッ!」 そして秘部に挿入しているピストンマシンのディルドは、結腸まで届く長さのもの。 ゆっくりだったり、高速だったり、たまに動きを停止したり、前立腺付近を刺激するように作られている。 全ての道具を父が遠隔操作しており、振動を止めたり、弱めたり、最大にしたりをランダムに繰り返されると、俺は何度も絶頂をした。 「ア゛ッア゛ッ!ンン゛ッ、は…ア゛ッア…ぁ!や゛、あ゛…父さん―…やめ゛っ!は、イ゛、く゛…イ゛―…ク゛」 『潰れた声も可愛いなぁ竜。絶頂したのが何回目か分かるかい?』 「きゅ、う゛…かいめ!あ゛っ、ああぅ゛!9回目!止めてっ!お願い、父さんー、や゛あ゛っ、あ゛あ゛!イ゛ク゛ッ!イ゛ク゛ッ―…」 『ふふ。正解だ。ご褒美に全ての振動を5分間超高速にしてあげよう』 「や゛ぁぁ!た゛め゛っ!イ゛ッ、て゛るからぁ!今イ゛ッて゛る、俺イ゛ッて―…る!あ゛ぁ、んんっ、またイ゛ク゛!イ゛ッてるのにまた―…ん゛ァ!あ゛ぁぁ!」 もうとっくに昼食の時間になっているのが分かるくらい遠隔でイカされてる俺は限界だった。 「お願いっ!あ゛っ、ああ!もう父さんの、挿れ゛…て゛ください!イ゛く゛…ん゛っ!ア゛ッ!はっ!父さんの、がっ、いい!お願い、しま…すっ!はぅあ゛!あ゛ぁ、イ゛ク゛ッ―…!」 そう言えばこの地獄が早く終わるのを知っているから懇願し続けるも、父がこの部屋に来たのは1時間後だった。 「お待たせしたね、竜。さぁ愛し合おうか」 「はぁ―…はぁ…」 そして拘束を解き、全身鏡の前に移動して背面駅弁の体位で見せつける。 「待っ、て―!…父さん、ローター、取って…」 ピストンマシンからディルドを外してくれたものの、乳首のローターと亀頭バイブはそのままの状態だった。 「お仕置きだよ。あの男に愛されたかと思うと、僕で上書きしないとね。予約遠隔操作で動きはランダムだから、たくさんイキなさい」 背後から自身の肉棒を俺に突っ込み、鏡の前で腰を振りながら笑顔で楽しむ父。 「いやぁぁぁぁ!バイブ!ローター!外し、てっ!あ゛っ、ア゛ァッ!ん゛、イ゛ク゛ッ!イ゛ク゛ッ」 「ほら鏡をちゃんと見て。僕たちのココが繋がっているよ。あぁ…竜。僕の竜」 乳首ローターで乳頭を吸われ、弾かれ、亀頭バイブの振動がランダムの震え方をし、父のモノが何度も出し入れされ、俺の頭は快感で真っ白だった。 「もう、や…んん゛っ!あ゛っ!ア゛ァッ!は、あ゛…乳首イ゛ク゛ッ、ん゛…バイブ、は…おかしくなるっ―…イ゛くゥ」 「またイッたかい?可愛いな。道具じゃなくて僕のが一番だろう。ヒクヒクしてるここ。ほら鏡を見てイキなさい」 「イ゛く゛…ん゛、やっ、ああ゛っ、イ゛ッち゛ゃ、…はぁん、んん゛っ、ア゛ッ、ああ゛っ、イ゛ク゛ッ!」 それから数時間絶頂を繰り返し、朝6時から始まった地獄が終わったのは23時だった。 「ありがとう…ございました…」 「うん、また明日だね。おやすみ、竜」 そして俺はバスルームに行き、シャワーで体を綺麗にした。 シャワーと共に俺の秘部から流れる父の精液を見て、思考がおかしくなりそうだった。   消えたい。 今すぐに。 でも、ハルカさんと一緒にいたい。 今の俺にやれることがあるとすれば、勇気をだして父を捨てること。 もうこれ以上、大切な人と離れたくない。 それを一番に考えて、行動するんだ。勇気を出せ。 心が壊れる前に。 その日は朝まで眠ることが出来なかった。

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