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偏愛Ⅵ≪竜side≫6

怖いとか、悔しいとか、辛いとか、ひー兄との思い出とか、ハルカさんのこととか、父のこととか、色んなことを考えて頭がパンクしそうになった。 ようやく寝付けたのは朝7時頃だったと思う。 まだ眠気が取れない中、体を触られる気配を感じて起きると目の前に父がいた。 服をめくり、俺の乳首に吸い付いていた。 「おはよう竜。まだ眠そうだね」 父の目を盗み時計を見ると朝8時だった。 「やっ、あっ…俺…さっき寝たばっか…んっ」 そう言い終わる前に父の舌が俺の舌に絡んできた。 またあの錠剤が入ってきて、無理やり口の中で溶かされた。 あぁ、また父との今日が始まってしまうのか。 「んん…は、お願い…まだ、んっ…寝させて」 「はぁ…はぁ…寝起きなのにとても可愛いよ竜」 俺の言葉を無視した息遣いの荒い父に服をめくられ、乳首に媚薬ローションを塗られる。 左手で乳首を弄りながら、すぐに右手を俺のズボンの中に入れて俺のモノに媚薬を塗り、秘部にも媚薬を塗り出す。 早くヤリたいのか時間もかけずに無抵抗な俺の秘部に指を入れ始めた。 「ぅ、ん!…あ」 昨日の疲れと寝起きで抵抗する間もない。 「あぁ竜、もうグチュグチュだねぇ」 ローションのせいですんなりと指が入り、奥まで出し入れされてしまう。 「アッアッ…ん…は、ぁ…指、や…ん」 そして俺のズボンを下ろし硬くなったモノをフェラし始めた。 ジュルジュルと口を動かしながら、秘部に入った指を中で広げて壁を押し広げてくる 「アァッ!!や、だ…そこっ…ンンッ」 「相変わらずここがイイのかな?」 そして容赦なく激しく出し入れして、たまに指で奥を広げる。 「や、だぁ…!ん!アッアッ!…は、アッ、んん…」 ヤバいもうイキそうだ。 もうイキたくないのに。 快感の方が強いなんて…悔しい。 ジュブジュブと俺のモノに吸い付いた父がしばらくして口からよだれを垂らしながら言う。 「イヤらしい汁をこんなに出して。美味しいよ竜。最高だよ。ほらイキなさい!イクんだ!ほらほら!」 「アッ、アァッ…や、っ、ん、アァッ!」 父はそう言って口の動きと手の動きを速くして、俺の感じている顔を見て興奮していた。 玉を口に入れて転がしたり、亀頭にしゃぶりついたり、裏スジを舌で這わせたりして、俺の反応を楽しんでいる。 「ピクピクして、もうイクかな?いいよ、イキなさい」 やだ、イキたくない。 いやだっ… 「や、だぁ…ンンッ!はぁ、ん、アッアッ!あっ…イ、…ッ……く」 イキそうになった瞬間、父は動きを停止した。 「ごめんごめん。昨日は長い時間、盛大にイカせすぎてしまったからね。今日は服を着たままじっくりにしよう」 そして父は自分のズボンを下げて硬くなった肉棒を取り出し、そこにお気に入りの蜂蜜を垂らして俺の口に挿入した。 「さぁ、いつものように味が無くなるまで咥えて舐めとりなさい」 ―…あぁ、大嫌いなこの甘い味 この蜂蜜は、蜂蜜の中でも一番粘度が硬くて舐めとるには時間のかかるもの。 喉奥まで挿れられると、その状態で唇を利用して肉棒に触れている舌を必死に動かす。 舐めても舐めても、そこの部分すら中々舐め取れない。 もうよだれを垂らすことなど気にせずに口を開けて舐め続けるしかない。 「そんなに唾液が垂れるまでがっついて。本当に竜は甘いものが好きなんだなぁ」 自分から首を使って味と感触を確かめ、舐めるべき範囲を探す。 しかしその行動さえ父は興奮する。 「自分から首を動かして奥に出し入れするなんて。そんなに僕のが舐めたいなんて、イイ子だ」 「んんっ!!」 父は服をめくり、俺の乳首を弄ってきた。 先ほど飲まされた媚薬のせいで乳首を軽く摘ままれただけでイキそうになる。 「やめ、て!父さん…乳首っ、んぐっ!」 「黙りなさい。これはご褒美なんだから。早く舐めとりなさい」 俺は再び口の中で父の甘い肉棒を舐めとりながら、乳首攻めに耐える。 人差し指で乳頭の側面を往復され、摘ままれ、弾かれ…たったそれだけなのに俺はもうイキそうだった。 「んんっ!ん、ンッ、―…んん!」 1時間以上は経過しただろうか。 乳首を攻められてはイキそうになり、その度に止められて寸止めを繰り返される。 でも俺はイカされないだけまだマシだ。 この人にイカされる度に、死にたくてたまらなくなるから―… 「ほら竜、ちゃんと口を使いなさい。乳首を弄られてビクビクしてる場合じゃないよ」 「んんっ!ん、…ん、ンンッ、んん」 俺が乳首を攻められてイキそうになった途中、父の携帯に着信が入る。 父はしばらく無視していたが、何度もしつこくかかってきた。 父は乳首から手を放し、その場で電話に出始めた。 「っ!」 乳首をいじっていた手を俺の頭へと移動させ、電話をしながらイラマチオが始まった。 「んぐっ!ンンッ、んっ―…っ、…ンンッ」 なるべく電話に咥えている音が聞こえないように、苦しいけれど声を出さないように必死に耐える。 「はい…帝真です。はい…昨日の件ですか?」 すると父は俺の頭を高速で動かし始めた。 「ん゛っ!―…っ゛、…」 あぁ、そろそろイクのかと思った俺はそれを喉奥まで入れるために準備をした。 「―…っ、ん゛…」 その瞬間、朝一のドロドロした汚い液体が俺の喉を通った。 「…はい、分かりました」 父は電話を切って髪の毛を撫でた。 「声を出さなかったね。偉いよ、竜」 「ぷはっ…」 「会社でトラブルがあってすぐ会社に向かわないといけなくなってしまったよ。戻るから待っててね」 一度果てたからだろうか、父は満足した顔をしていた。 「うん…寝てるから…早く帰ってきてね」 そんなこと1ミリも思っていないけれど、今日の行為が少しでも軽くなればいいなと父の機嫌を取る。 「そうだね。僕が帰るまで休むといい。すぐ戻る。続きを楽しみにしてるよ」 「うん…」 普段父だけ出かけるときは俺を拘束するのに、さすがに眠そうな俺を見て縛ることなく部屋を出ていった。 これはチャンスだ。 神様がくれたチャンス。 このまま眠り続けたい。 でも俺はこのチャンスを逃したらもう父からは逃げられないと感じた。 父は昔から俺との行為を映像で残している。 父の部屋にそのDVDがたくさんあるのを知っている。 それを持ち出すしかない。 今後の武器にするんだ。 父が家から出たこと窓から確認して俺は部屋を出た。

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