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第40話 青姦と嫉妬は極上で ※おそとでらぶえってぃ
この性行為は、グレンシアを安心させる為なのだから、俺が積極的にならなくては!
青姦プレイを覚悟した俺は、ズボンを脱いで、シャツの裾を口に咥えた。恥ずかしいけど、手で自分の太ももを撫でて、グレンシアを誘う。
「な、直哉さん、本当に何かをされたんですか!?」
「ち、ちが……!」
「なぜ急にこんな……発情しているような行動を? こ、こんな青空の下で」
あれ? 安心したいって、俺の事を抱くって意味じゃないのか!
俺は顔を真っ赤にさせていると思う。勘違いで痴態を見せてしまった。グレンシアに抱いてもらえると思ったから、俺のモノも下着の下で主張をしている状態。興奮しているのが丸分かりだ。
「ご、ごめ……ん! グレンシアに抱いてもらえるんだと勘違いしてっ」
「っ……!」
グレンシアは俺を引っ張るように抱き寄せた。ぎゅっと抱き締められて、俺の鼓動の音は大変な事になっている。
「ぐ、グレンシア?」
「心配です」
「……?」
「こんなに愛らしくては……んっ」
グレンシアから落とされる激しい口付けに頭が追いついて行かないが、結果的に俺がグレンシアを行為に誘惑してしまったようだ。まさか、こんな壁すらない青空の下で、自ら誘ってしまうなんて……俺、大丈夫か!?
「ん……ふあっ」
シャツの中にグレンシアの手が入ってきて、優しく乳首を撫でられた。激しい口付けで高まった感度が、体を跳ねさせる。
俺が後ろを向くと、魔法が掛けられたようで、彼はぐちゅぐちゅと音を立て俺の中をかき混ぜる。卑猥な音が草原の風音に攫われていく事が、青空の下で行為をするという事の羞恥を煽って感度を上げてしまっていた。
まだ経験2回目であるにもかかわらず、俺の体は熱く火照りグレンシアを求めて止まない。
「んあっ……欲しいんだ、はやくっちょうだいっ」
「直哉さん……っ」
グレンシアのそれが後ろに当てられて、溶けていきそうな程の期待で頭がいっぱいになった。押し入れられたそれを俺の中は歓迎しているように締め付けてしまい、混乱する。
「ああっ……っ俺の中、おかしくなって……」
「愛しています……」
「っあ! ああっ」
グレンシアが腰を前後に揺らせば、もう何も考えられない……。
よだれが垂れる事も構わず、喘いで突き上がる快楽に身を任せた。
熱い。すごく、溶けるっ……!
「――っあ!」
自分の中に白濁を感じ、俺の体液もぽたぽたと垂れ、グレンシアの手を汚していた。
その後は、グレンシアの水魔法で綺麗にしてもらって、服は着替えた。なんというか、恥ずかしすぎて行為の後にグレンシアの顔を見られないんだが……。
「きゅふっ」
今さっき、起きたむぅは何も知らずに跳ね回っている。性行為中にむぅが起きなくて良かった。恥ずかしさの上塗りになってしまう。
「直哉さん、歩けますか?」
「ちょ、ちょっと腰が重いかも……」
俺は目線を合わせられず答えた。
すると、グレンシアの顔が近づいたかと思えば持ち上げられる。お姫様抱っこだ。
「グレンシア!?」
「私のせいですから」
「いやいやいや! お、俺がっ……」
誘ったんだから、俺のせい!
火照る体を感じながら、町まで運ばれるのだった。
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