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第9話

いつもの店でたわいのない話しをしながら 酒を飲む。 こいつは山崎はやっぱりなんだかそわそわ? してる感じがした。 俺が現場にきのたが珍しいのか。それとも何か感じだのか? どちでもいいか。こいつと一緒にいられるなら。 そのうちジーっとした視線にきがついた。 「?何?」 「いや。」なんなんだ! 何かいいたいのか?でも俺からなんか話しかけると余計なことまで言ってしまいそうなんで。 そのままにしておいた。 前から思ってたけど不思議な男だ。 ぼーっとしてるような感じがするが、そんな事はなく、ほわんとしてる感じもするがやっぱり男っぽいところもあって、会社の女子にも 人気がある。おかげで本社にくると、なかなか大変な事になるので、上の人間はこいつがくるとわかると全員が一応にイヤな顔をする 本人は全然気がついてないのが俺としてはおもしろいんだけど。 大分時間も過ぎてじゃー今日はこれで。 って。 正直、もうちょい一緒にいたかったけど、 明日もこいつは仕事だ。 工場勤務は日勤と夜勤を繰り返す変則勤務。 俺みたいに土日休みというわけではないから 休みがあわない。仕事だからしかたがないけど 少し残念だ。 今度はいつあえるだろう。そんなことを考えながら家に帰った。

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