静かに唇を合わせながら、お互いの顔をみた。 普通、キスする時って目、閉じるよな・・・・って思いながら山崎の 顔を見ていたら 「普通さ、キスする時って目閉じるんじゃないか？」 「だよな」 「じゃ、目閉じろや」と、言われたので 「おまえが、閉じればいいじゃん」って思いっきり言ってやった。 その言葉をいいながらも、お互いの唇を離さないので 少し途切れ途切れになった。 気持ちいい。 こいつの唇ってこんなに気持ちいいんだ。 でも、こいつはいいのか？ 俺とキスして気持ち悪くないか？どうなんだろう？ 聞くべき・・・・ 少し迷っていたら、まだ目を開けたままな山崎が 「気持ちいい？。佐々木は俺とキスして、気持ち悪いくない？」 「いや。。。。大丈夫だよ。」 「よかった」その言葉を聞いた山崎は 「すきだよ。佐々木。」 静かに告白してきた。 「・・・・」 一瞬、なにがおきたのかわからなかった。 「え．．．」 言葉がでない。 「だから、佐々木のことが、すきだ‼っていったの。 なんで一回で理解してくれないんだよ」 切れ気味におこられた。 え―びっくりした。山崎が俺のことをそんなふうに、思っていたなんて 「本当に」 「噓でこんなこと言わないよ」 俯きながら言う山崎を俺は抱きしめて 「ありがとう。嬉しい・俺も山崎のことすきだよ」と答えた。 「クック。知ってた。」以外な返事が返ってきた。 俺、態度に出来たのかとあっせってたら、 「うそ。でも、そうだったらいいな～とは思っていた。」そうなのか。 「なんだよ。びっくりした。」 そう言いながらまた唇を合わせた。