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第15話夏の夜

静かに唇をあわせた。その時気になってることが頭の中を駆け巡った。 少し唇をずらして、思いきって聞いてみることにした。 「山崎。酔った勢い・・・?で言ったの?」 不安げに聞いたため失笑されてしまった。 「どっちだと思う?」 唇をあわせながら器用に、質問返しをされてしまった。 「勢いではないと嬉しいんだけど。」素直な気持ちを答えると。 「少しは勢い。だって普通なら言えないよ。だから、少し。お酒の力を借りた。」 「そっか。」 お酒の力を借りても言ってくれたことが、嬉しいには変わりないので 「それでも嬉しいよ。」 ギュッと腕の力をいれると「フッフッ。よかった。」 安心したように唇を深くあわせて、お互いの 鼓動を感じた。 「おまえ。風呂入ってこい。」山崎に声をかえると同時に唇をはなし抱きしめると 「う~ん。なんだか離れたくなくなった」 可愛い。ことを言い出した。 「じゃーベッド行く」と誘うと 「いや!…・・・入ってくるよ。寝るなよ。」 顔を真っ赤にして走りながら浴室に入っていった。 さっきまでは男前だったのに。多分いっぱい、いっぱいなのかな。と思ったら笑いが出てきた。 「さて。これからどうしたもんか?」一人悩むことになる。山崎も俺もノンケだ。以前には 女性と付き合っていた。俺のしるかぎりはだが。山崎が男と付き合ってたと言う話しは聞いたことがない。 それに男同士の愛しかたもしらない。 なんとかなると言う話しではないだろう。もちろんこうなった以上、愛しあわない。というのは無しだろう。 「ちょっと調べるか。」スマホを出したところで山崎が風呂から。出てきた。 しかも上半身裸である。いい身体だ。 いやいや。それどころではないぞ。

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