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第27話
そのまま山崎の家にかえった。
どこにもよらないで、最低限の食料をコンビニで買ってから。二人とも早く二人きりになりたかったのがお互いによくわかった。
山崎の家につくなり、どちららからともなく
口づけをかわした。何度も何度も。
口づけをしたのはあの夜以来である。
すると、山崎が
「ふっふっ。………」と笑った。
「なんだよ。」なんかおかしかったか?
佐々木は聞いてみた。
「ん……なんか嬉しい。もう。ないと思ってたから、」
「なにが?」佐々木は分からずもう一度、山崎に訪ねた。
「えーあの日で終わったと思ってたから。また、佐々木とこうなるとは思ってなかったからさ。だから……嬉しい」
山崎は本当に嬉しいそうに言う。その姿をみた佐々木は
「そっか。よかったな。」といい、山崎を抱きしめた。
そのあと、風呂に二人で入った。ごくごく普通のワンルームの部屋なので、成人男性二人で入るのはかなり、きつかったが、当たり前のように二人で入った。
「せまくないか?」山崎が言い出した。
「そうか?きにするな。」
佐々木はすでに山崎の熱くなってる部分を
後ろからしごいていた。
「ん……ちょっと。だから……ン……佐々木ってば。」
山崎がとぎれとぎれに言う。
でもそれは途中から……甘い声に変わった。
「あぁ……ン……アァ………もゥ///ィィ…………」
「ん?……気持ちいいか?」佐々木が耳元で囁くと、山崎が首をコクン、コクンと二回傾けた。
でも、その仕草をしたばっかりに山崎は立っていられなく、「アッ……ッ」と膝がガクガクしてしまい、佐々木が慌てて支える。
「ン……佐々木……もう。無理。イク……ァ……‼」
山崎は佐々木に支えられながら、手の中で果てしまい、同時に身体が震える。
「ハァ、ハァ……もゥ……ァ……。」
「気持ちよかった?」佐々木が聞くと。
「もゥ……俺ばっかり……ン」
甘い、文句が聞けた。
「大丈夫か?立てるか?」
「ん。。。。ハァ……大丈夫じゃない。よ。」
「フッフッ。。」
山崎の背中を優しくさすりながら、抱きしめる。
「じゃ。ちょっとこうしてようか?なっ。」「ウン。。。。」
「出たら、ご飯食べよう。俺、腹へったよ。」
「うん。。。。もう。ちょっといいこのままでいい?」
「ん?いいぞ。」
二人言葉をかわしながら、甘い口づけをかわした。
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