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ブルブル
【凪 サイド】
この部屋に入ってから治療頻度が上がっている……
大部屋では隔日だった治療が、先生達の部屋に来てからは毎日昼夜問わず治療がある……
このベッドの上でやる短時間な治療もあれば、奥の治療室に連れて行かれる痛い治療もある……
昨日から始まった点滴も副作用があるって言われてるし……
早くこの部屋から脱出しないとどんどん治療が強くなっていく予感がする……
唯一の楽しみは1日一回のお散歩……
この部屋を堂々と出られるのはお散歩の時間と検査の時だけ
他はずっとこのベッドの上でしか過ごせない。
工藤「テレビでもつける?」
凪「……いい…です…」
この人は主治医の工藤先生
細身なのに筋肉質でワイルドな顔立ち
肉食獣の工藤先生にいつも特訓という名の調教をされている
性格は優しいのか優しくないのか正直よく分からない人
でも基本Sだから食事指導も厳しいし、治療も割と痛いからあまり好きじゃない。
前髪が長くて高い位置で刈り上げていたからどこぞの怖いお兄さんにしか見えなかったけど、「髪型も怖い」って体調悪いついでに勢いで言ったら翌日にはショートヘアにして来た
パーマまでかけちゃったから怖いお兄さん感が増しただけだったけど、気持ちを理解しようとはしてくれる人なんだとは思う
凪「工藤先生、いつ大部屋戻れる?」
工藤「またその質問?笑。他に聞くことないの?」
凪「………今日採血ある?」
工藤「ないよ」
凪「今日ブルブルなし?」
工藤「今から付ける」
凪「……ブルブル何時まで?」
工藤「内緒」
肝心なところはいつもはぐらかす。
大部屋だって始めは『熱が下がったらねー』とか、『点滴終わったら考えるねー』って言ってたのに……
ここ数日は別の話にすり替えられる。
工藤「他には?笑。
話ししながらブルブル付けようか」
…………。
昨日ほぼ一日中つけられていたこのブルブル……
工藤「パンツおろすよー。足大きく開くー」
カチャ
ドロッ
凪「冷たいっ」
工藤「ジェルない方が良かった?」
ヌチャヌチャ…ぐちゅ…
凪「んんっ……」
工藤「足閉じない!いつも言ってる」
凪「んんっ……んっ…」
ぬちゃぬちゃ……
工藤先生の大きな手でちんちんを上下に摩擦され腰を浮かせた
凪「っ……んっ…ンン…」
工藤「今日勃ち悪いかなー……まぁ…朝早いし仕方ないけどさ…」
やだっやだ!!
工藤「ちょっと我慢ねー」
やだっ!
チクッ!!
凪「わぁ!ああっ///」
工藤「力抜いてー」
凪「やー…やぁ……ぐすん…っ」
工藤「痛いけど我慢だよー」
凪「痛いっ…ぐすん…いたい…」
工藤「指1本だからね?頑張れー」
ぐりぐり
凪「わぁぁ!!泣」
ぐりぐり トントン
工藤「ちんちんの方ちょっと痛いよー」
ズルんと器具をかぶせられ小さくブルブルとした振動が下腹部に響いてきた
凪「ハァハァ…ハァハァ…」
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