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病気のこと

凪「……地下……」 山本「地下?笑。機材庫とかしかないでしょ?」 凪「うん……ほとんど誰もいなかった」 山本「ハハハ!そうだよね」 良かった…今日も山本先生が呼吸管理だ… 呼吸管理の先生が治療がスムーズに進むように整えてくれる 中でも山本先生は割と若い部類の先生なのに安心感抜群だし、呼吸の整え方が上手い 山本「まだ水分いる?」 凪「いらない……」 斜め前に座り、血圧計を巻きながら緊張を解すために優しく話をしてくれる 山本「イス倒していい?」 凪「まだ座ってる」 山本「じゃあ座ったまま血圧測ろうか。深呼吸しよう」 凪「………(はぁぁ……はぁぁ…… )」 山本「今日は特別上手く深呼吸が出来てるね」 ・ ・ ・ 山本「よし、じゃあそろそろイス倒すねー」 まだ座っていたかったけど、山本先生が選択肢を与えてくれなかったってことはそろそろ時間なんだなって…… 自動で背もたれが倒れ横になると足元にいた先生に下着を脱がされ足を左右に開かされて固定をされた ♪〜♪〜 緊張で何か異常値が出たのか心電図モニターのアラームが鳴る 山本「ゆっくり深呼吸3回しよう」 頭側にいる山本先生が優しくリードしてくれる 凪「はぁぁ……はぁぁ……はぁぁ」 この間にも足元の先生に導尿をされ、カテーテルが入ってくる痛みに呼吸が乱れる 凪「んんッッ!……っ…」 山本「肩の力抜こうねー。痛かったら長めに息吐こうか」 凪「はぁぁぁぁ……っ……」 ガラガラ! !!!! 処置室の空気がピリッとした気がした。たぶん立花先生が来たんだと思う…… 立花「プラグ抜いちゃってー」 「はい」 手を洗いながら先生たちに指示を出し、指示通りに足元にいた先生が、僕のお尻からズルんとプラグを引き抜いた あっ……ちょっと…まずいかも…… 凪「一回起きたい(焦」 山本「ん?どうしたの?」 起きあがろうとする僕の肩を山本先生に掴まれた 凪「ちょっとだけ……(ガサゴソ……」 山本「どうした?どこか痛い?」 そうじゃない……まずい…… 凪「!!!!」 立花「焦ってどうした?」 キリッとした眉毛にギョロッと大きな瞳に吸い込まれそうになり身動き出来なくなった 立花「焦る必要はない。凪が半勃ちなのはもう気づいてる」 凪「///」 立花「ずいぶん俺の声に反応するちんぽみたいだな」 ………声だけじゃない…手にも……指にも……存在そのものに……過敏に反応してしまうんだ…… 自然に勃起出来るのは立花先生がいる時だけ…… 他の先生たちは扱いてもらってやっと勃起できる…… 当然自分ではいくら扱こうが勃起することはない…… 男性ホルモンが影響しているらしくて、ホルモン治療をしてみないと病気は治らないらしい

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