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検査説明
山本先生がしばらくトントンしてくれたおかげで呼吸も落ち着き午前はなるべく安静にしていてと言われた
まだ注射したところがズキズキする……
ゴソゴソ ゴソゴソ
工藤「凪君」
やばっ!!
工藤「触ったな」
凪「………」
出血があったからガーゼが付いているんだけど……なんかくすぐったいんだよね……
工藤「手」
パンツの中から手を引き抜きお腹の上に置くとペチッと軽く叩かれた
凪「……ごめんなさい……」
工藤「もうしないで下さい」
凪「はい」
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工藤「今朝頑張ってもらった採血の結果が出たから一緒にみようね」
なぜか突然メガネ姿になった工藤先生。輩感が増している、、、
治療の説明とか検査結果は工藤先生のことが多いというか立花先生はやらない
立花先生はこういう事務的作業が嫌いらしい
工藤先生は立花先生のマネージャーとよく自分で言っているくらい、立花先生が治療処置で最大限の力を発揮できるように裏であれやこれやサポートしている
だから実際のところ工藤先生との時間が1番長いし濃い。
工藤「タブレット見える?」
寝ている僕に見やすいようにタブレット端末を持ち、一つ一つ丁寧に説明してくれる
工藤「この数値をあげるためにホルモン剤の点滴を今してるじゃない?」
凪「はい……」
あれ……下がってる……
工藤「数値的には下がってるんだけど、これぐらいの下がり幅は誤差の範囲だから気にしなくていいからね」
良かった……
工藤「治療3日目だから少し今日から変化を付けさせてもらうね」
変化……?
工藤「まず一つ目がすでに朝頑張ってもらった睾丸注射。説明が後になっちゃってごめんね(急を要した)」
凪「…………」
工藤「二つ目が点滴を1剤追加しようと思う」
えっ……
当初の治療説明では薬の追加があるなんて話はなかったはず……
治療方針が変わったんだ……
工藤先生は気にしなくていいって言ってくれたけど……
採血結果が当初の予測より良くないんじゃないかなって勘繰ってしまった……
本当のことを聞きたいけど……
知りたく無い……
聞くのが怖い……
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検査説明と薬の説明をして工藤先生はデスクに戻っていった
はぁぁ。。。治療嫌だな
立花「大林先生ー」
小林「小林っす!」
立花「来てー」
そういえば小林先生まだいるなーって思ってたけど、まだ帰らないのかな?
立花『俺この処方1mgって言ったよな?』
あーあ。また怒られてる
小林『あぁぁあ///ちょっちょっ笑』
そしてまたお仕置きされてる。。。小林先生も懲りないよなー
ブィィィン ブィィィン
小林『ぬおっ///どこからバイブ取り出したんすか!!』
立花『ポケットに常備してんだよ』
ブィィィン ブィィィン
小林『ちょ///あっ…ちょっ……
(これ以上やられたら……勃つ!///)』
たぶん立花先生は小林先生がお気に入りだ。
よくあーやってじゃれて遊んでる
小林『せんせっ…///せんせー!!///』
立花『処方直しておくから早く帰れ』
小林『はぃぃぃ!!///』
たしかに帰った方がいいと思う。
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