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治療がはじまる?

はぁ……α班の先生の動き的に治療が始まる…… どうしよう……怖くてソワソワする…… 工藤先生の特訓のせいで股関節痛いし 今日は工藤先生も立花先生もいる治療か…… 「凪、治療室行くよ」 あまり関わりの少ない先生が呼びに来る時はそれだけでも緊張するし、「嫌だな」なんて気持ちを吐き出すことも出来ない ただ治療室に連れて行かれるだけの業務的な少ない会話…… ガラガラ 凪「!!!!」 いる……… すでに立花先生も工藤先生もいる…… 今日は山本先生いないっぽいな……頭側で準備をする先生があまり関わったことがない先生だ…… 足取りが重い……はぁはぁ…呼吸が速くなる…… 立花「ずいぶんハァハァしてんな」 立花先生の前をただ通り過ぎただけなのに、この一瞬で僕の呼吸の速さに気づいたの? 凪「………」 立花「お玉の調子はどうよ」 凪「…………」 工藤「ふっ笑。痛くない?」 凪「……痛くないです……」 グイッ 立花「特別に呼吸もチェックしようかな」 凪「(ゴクリ……)」 ポンポンと処置椅子を叩かれ座るように促された 僕のちょっとした反抗で、処置イスへは腰を少しかけるだけで、すぐに処置の体勢を取れないようにしてるんだ 立花「背もたれ使わないと体勢キツくなるんじゃない?」 ニヤッと笑い僕の前に仁王立ちをする立花先生との距離があまりにも近すぎて少しだけ後ろに下がった 足でグリグリと僕の両足の間に自分の足をねじ込み、せっかく取った距離を再び近づけてきた 軽く顎を掴まれクイッと上に挙げられると自然に口がポカンと開いてしまう…… 凪「はぁぁ……はぁぁ……」 立花「見られてるだけじゃ物足りないよな?」 凪「(ゴクッ……)」 立花「山本先生の指いつもどうやって舐めてる?やってみて」 スッと2本の指を奥に突っ込まれ軽くえずいてしまった 凪「……ぉぇ…」 立花「いつも上手に出来てるよな?先生感心してるんだよ?」 ペロペロ…… ぺちゃぺちゃ…… 凪「んっ…ぺちゃ…っ…んっ…」 立花「上手」 凪「はぁぁ///……ぺちゃぺちゃ」 冷たく見下ろされてるのに声が甘くてなんだか優しいとさえ思ってしまう…… 凪「んんっ///」 立花「どうした?(ニヤッ」

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