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夜中の訪問者
林「酸素取っちゃだめだよ……」
凪「はぁはぁ……」
高熱に加えて低周波のピリピリとした痛みで身の置き所がない……
林先生が付きっきりで僕が酸素を勝手に外さないように見守ってくれたりずっとさすってくれるけど辛さの方が勝ってる……
凪「ピリピリとって……泣」
林「これ取っちゃうと発作がまた出ちゃうかもしれないからさ……」
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【山本サイド】
鎮静かけてあげたいけど、この呼吸状態じゃ危ないよな……
高熱を下げてあげたいけど、使える薬はもう使ってしまったし……低周波も外せない……
やはり鎮静かけて眠らせてあげるしかないのか……
もうすぐ3時か……
体力的にも限界近いよな……
どうする……
ガラガラ
山本「!!!」
工藤「朝まで起きないかと思いましたよ」
立花「工藤先生のベッド寝心地良すぎじゃない?」
2人揃ってこんな時間に……?
山本「お二人ともどうしたんですか?」
工藤「凪君の様子見に」
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【凪サイド】
凪「ハァハァ……」
山本「鎮静かけてあげた方がいいですよね……」
工藤「そうだね」
なんか先生増えた……
立花「鎮静なんて必要ない。自分の力で眠れるだろ」
あっ……立花先生もいる……
立花「しんどいだろ?」
凪「………」
立花「発作後のこの高熱はすべてが悪いわけじゃない。凪の悪いところを凪自身が治そうとする反応だからな」
そうなんだ……
立花「さらにその治そうとする力を高めるには寝て身体を休めるのが1番」
僕だって眠れるなら寝たいよ、、、
頑張って寝なきゃ……
スッ……
凪「???」
立花「(ニヤッ」
いつのまにか僕と立花先生と2人きりになっていた
薄暗くぼんやりと浮かぶ立花先生の大きな影
じっくりと僕を見下ろしながらポンポンと優しく頭を撫でられ恥ずかしくて目をつぶった
スッ……
凪「!!!///」
立花「ぽっかぽかだな」
パンツの中に手を入れられ足の付け根を触り熱を確認された
先生の大きな手が触れている部分が余計に熱い……
凪「(ビクン!!)」
立花「ふん(ニヤッ」
一瞬ちんちんに手が当たり過敏に反応してしまった……立花先生の反応的にわざとだとすぐにわかる
なのに……///
立花「眠りやすいように気持ちよくしよっか」
凪「///」
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