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アピール失敗?
凪「(ぐったり、、、)」
工藤「凪君体調悪い?」
こばやしぃぃの診察ですっかりHPを減らして少しだけお昼寝をしていた
目を覚ましてもまだなんだか疲れが取れなくてボゥっと点滴を眺めていると工藤先生と松本先生が近づいてきた。
凪「…………」
嫌な予感がしたが、見事に的中してしまったらしい
凪「………ふつう。」
体調悪いと言ってしまうと退院出来なくなりそうだし……体調が良いと言っても信じてもらえなそうだし……とりあえず曖昧にしてみよう
工藤「普通かー。
明日の処置で使う器具のサイズだけ決めさせてもらっていいかな」
嫌です!
なんてこの2人に言えるわけもなく……
松本「両足抱える」
しかもこのポーズでの処置痛いから嫌、、、
工藤「これでいい?」
松本「凪これまだ入らないと思います」
会話の感じ的に無理やり太いのを挿れる予定は松本先生にはなさそうだな
それだけでも安心
工藤「じゃあこっちかな」
松本「これも入らないと思いますけど、これにしますか」
なぜ!!!
入らない物は入りません!!
・
・
・
松本「凪深呼吸」
凪「何からいれる!?」
工藤「チクッとした器具入るだけ」
凪「やだ!泣。やだ!泣」
いきなり器具なの!?
ドロっと冷たいジェルを馴染ませて今まさに器具を押し込もうとする松本先生と、さりげなく抑える工藤先生
絶対に太いヤツがくる!!!
ググっ
凪「はっ………」
メリッ
あっ…待って…思ったより本当に太くてゴツゴツしてる……
もう痛い
メリッ
凪「待って…本当に痛い……グスン…」
松本「力入れないよー」
メリメリ
凪「痛いぃ泣」
工藤「凪くん一回大きく深呼吸しよう」
出来ない泣。深呼吸なんて無理
痛い
凪「いたい……グスン…はぁはぁ…」
松本「一旦軽く抜くよ」
グチュグチュ
松本「もう一回奥いくー」
メリメリ
凪「あぁゔぅ!!!泣」
工藤「凪君暴れないよ。」
やばいやばい
ちんちんもビリビリ痛くなってきた
ガタガタん
工藤「体勢自分で作るの難しいかなー?」
抱えていた足を崩してめいいっぱい柵を蹴り飛ばして威嚇しながらベッドの上へと逃げたおかげでスルッと器具が抜けた感覚があった
ぎゅーっとちんちんを掴み荒く呼吸を繰り返しながら体を丸めた
工藤「凪君処置室いこっか」
凪「行かない!!泣」
工藤「この処置凪君には痛かったかな。しっかり呼吸管理しながらこの処置しようね。呼吸管理誰がいいかな?」
凪「やだ!泣。」
優しく会話をしながら処置室に誘導しようとしてくる工藤先生の腕を掴み抵抗
凪「ハァハァハァ」
工藤「山本先生今いないから呼吸管理 先生でもいい?」
やりたくない泣
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