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アピール失敗?②
凪「やら……っ…ない…グスン」
工藤「血圧測るから一旦シーだよ」
グーっと腕に圧がかかり指先が少しピリピリとするこの感じも凄くいや
処置室の匂いも、処置イスのひんやりする感じも全部全部いや
工藤「はい、よく出来ました」
血圧に異常はなかったらしい。いっそ異常値でも出たら良かったのに
松本「腰もっと俺の方寄って」
手も足も固定されてるから、わずかに自由が利く腰だけでも逃げたいのにすぐに気づかれてしまった
松本先生はさっそく処置の準備に入ってるからすぐにでも始まる雰囲気
工藤先生が呼吸管理に入ったからもう1人助手でα班の先生が来たけど、甘やかしてくれる先生じゃないし……
工藤「凪くんまずは頭後ろにカクンってして処置やってみよう。身体力入っちゃいそうだったら器具使うからね」
あぁもう始まる……
さっきとは違ってもう勝手に逃げられない
凪「はぁ……はぁ…グスン…」
松本「はいじゃあ、また挿れていくよ」
ぐぐっ
メリメリと器具が進んでいくたびに腸壁が擦れて痛い
ググっ
凪「痛い泣」
松本「角度変えるよー」
メリッ
凪「あゔ!!泣」
メリメリ
凪「いぃっ……!!!泣」
松本「ここ引っかかるね」
メリメリ
凪「ぎゃぃぃぁああ!!泣」
狭くなっているところなのか角度を変えながら何度もズブズブと挿れたり抜いたりを繰り返された
松本「もう一回」
無理泣。
ビリビリ
きたっ……ちんちんがビリビリするし……お腹も痛い
凪「んぅぅ泣。痛いの!!んぅぅん!!」
松本「尻しめない」
凪「ちんちんが1番痛い泣」
松本「処置で響くのは仕方ない」
仕方ないって先生たちいつも言うけど、我慢できないことだってある!!
助手の先生がちんちん掴んでくれたけど、なんか違う泣。自分でやりたい
ビリビリ
凪「んーー!!!泣」
工藤「凪君そんなに痛かったら圧迫付けようか?」
凪「それも痛いもん!!泣」
メリメリ
凪「いだぁぁぁい!!!泣」
お尻もさっきより痛い!!
工藤「凪くん、呼吸安定させる器具使おう」
それも嫌ーーい!!泣
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