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第63話 愛とダンジョン7
5ー7 装着
僕は、裸になるとアーキライトの差し出した性具を装着しようとした。
「ちょっと、1人にして」
僕が言うと、アーキライトは、冷ややかに応じた。
「いや。お前がちゃんと装着するのを見届けなくては」
そんなもん、見届けなくてもいいんじゃね?
僕は、じっとアーキライトを睨み付けた。
でも、アーキライトは、身じろぎもしない。
しょうがない。
僕は、あきらめてそれを両足に通していく。
足枷は、アーキライトが外してくれた。
嬉しいような、嬉しくないような。
僕は、まず、前の筒に自分のものを差し込んだ。
「んぅっ!」
ぬるりとした透明な何かが僕のものに絡み付いてくる。
アーキライトに抱かれ続けてすっかり敏感になっている僕の体は、これだけで感じてしまう。
僕は、体を震わせながらその中へと自分自身を差し込んだ。
前がぴったりとおさまると僕は、はぁっと熱い吐息をついた。
次は、後ろ、だ。
そこには、ほぼ紐状のものに親指ぐらいの長さのものが取り付けられていて、それを僕のあそこに入れるようになっていて。
問題は、大きさだ。
長さは、親指ぐらいだけど、太さがちょっとした大きなキノコみたいな形をしていて
しかも周囲にボコボコした突起があるし!
「こんなの、無理だよ!」
「なら、ここにいればいいだろう?ルルシア」
アーキライトがこともなげに言うので、僕は、ため息をついた。
これ、入れなきゃだめかな?
僕は、ちらっと横目でアーキライトを見た。
アーキライトは、ギラギラした目で僕を見ているし!
僕は、泣きそうになっていた。
でも。
僕は、どうしてもここから出ないといけないんだ!
エリザベスちゃんの痩せ衰えた姿が脳裏に浮かんで、僕は、意を決した。
足を開くと腰を突き出して。
僕は、その突起を後孔に押し付けた。
尻を開いて。
そこにそれを押し込んでいく。
じゅぷっと淫音が聞こえてそれは、僕の体内へとおさまっていった。
「あっ・・んっ・・!」
僕は、思わずそれを締め付けてしまって、堪らず声を漏らしてその場に座り込んでしまう。
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