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第4話 イイヒト。

俺は自分自身が好きだ。 自分の何処が好きなのかと言えば全てだ。 そして俺は自分についてこれない者には一切興味が湧かない性格も結構気に入っている。 その中でもプロサッカープレイヤーの中では潔世一を高く評価している自分がいた。 プレイ中の世一は酷く貪欲で、学習能力にたけているエゴイストだ。 けれど普段の世一は温厚、調和を気にするタイプで、プレイ中と普段の世一が同一人物には感じない。 そんな二面性に俺は酷く恋い焦がていた。 俺の弟糸師凛の恋人な今の世一に俺は手を付けていいはずはなかっなのに、届く距離にいることが嬉しくて手を出した。 世一は俺に抱かれるのを望んでくれていることが正直嬉しかった。

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