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第15話

「やだ、……やだって。しどうっ」 士道の手が俺の股間をしごきはじめていて、気持ちがいい反面、冴と凛に罪悪感でいっぱいになった。 どう抗っても士道は止める気なんてないんだろう。 フィジカル面でも俺は士道に勝てないのは歴然だし、犯されるんだ。 せめてこの行為に理由があれば、罪悪感は薄れるのにと目をギュッと瞑った瞬間士道は俺に提案をしてきた。 「じゃあさ取引しようぜ、潔ちゃん。今後セックスの相手してくれたら、もうこの部屋には押し掛けない」 きっと士道は俺を思って取引という提案をしたのだろう。 「……ほんとうに?」 「ホントホント、俺は嘘つかないもん」 士道の股間を見ると、反応していた。 きっと今は嘘をつかないだろう。 俺はヤツの首筋に腕を絡めた。 「なら、……していいよ」 「ラッキー!潔ちゃん、オマエ最高ぉ!!」 俺は凛のために冴に抱かれるし、冴のために士道に抱かれる。 「ああぁっ♡……しどぉ、いく♡いっちゃう♡♡」 「あははっ、とろけてんじゃん。潔ちゃんのけつまんこ、すんごいキモチイー!!」 俺も堕ちたもんだとつくづく感じた。

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