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 ビクリ、と身体が勝手に震え、トーマは目を覚ました。外はすっかり明るくなっていた。  どうやら、ヨシュアのそばにいたままそのまま眠ってしまったらしい。  横になっていた上体を起こすと、自分ではない何かが震えた。  ヨシュアであった。 「トーマさん……その……ごめんなさい!」 「ヨシュアさん。謝る必要なんてないですよ」 「でも……今日はお仕事では……?」 「あぁ……。たまには、休んでみてもいいと思いました。それに、俺があなたの隣にいたかったので。ヨシュアさん、体調の方は大丈夫ですか?」 「は、はい……。トーマさんがいてくださってこの通りです」 「よかったです。……今日、だけじゃなくて、もっとずっと元気なあなたのそばにいたいです」

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