39 / 49
Confinement #4 ※
………
……
…
……イマイルトコロデハナイ……
ここは、祖母の家?
後ろ手に縛られている自分。
そして、
目の前にいるのは、深い青い瞳の
……デイヴだ。
なんで?・・
『……・・ヤメテ……デイヴっ!!』
自分はひたすら泣き叫んでいる。
そうだ、この時、祖母は、夕方まで家に居なかった。
叫んでも、誰も助けてくれる人はいなかったんだ。
デイヴは、俺の芯を捉え俺の後ろに指を挿れている。
それは執拗に何度も。
時期に身体が熱くなって自分では無いような声が出て。
それで、
それで、デイヴは俺を、
……貫いた。
『……やぁあ!!』
息が出来ない程の痛みで涙が目から溢れた。
碧は、その時の光景がフラッシュのように頭に浮かんでいた。
耳に残る、自分の声とデイヴの声。
泣き叫ぶ声が、喘ぎ声に変わり、抵抗する力も気力も無くなってきた頃、
デイヴは手の拘束を解いて再び抱き締めて、激しく唇にキスをして何度も言った。
『愛しているよ……アオイ』
何度も何度も言った。
でも真っ黒くなっていく心の中。
『なんでこんな酷いことをするの?』
『酷い事?……そうじゃないよ、愛しているから、君を抱いてるんだよ』
歪む、景色、空間。
碧の視界が縮んでいくように狭くなり真っ黒になっていった。
…………
……
…
ともだちにシェアしよう!

