4 / 7
④
総受/くすぐり/羞恥/拘束/視姦/言葉責/焦らし/筆/乳首責/寸止/玩具/連続絶頂/口内指責/へそ責/前立腺責/挿入有
攻→ハルヒ+悠斗+ハジメ
受→レン/視点
◇ ◆
「あれ、仲直りしてんじゃん」
教室でハルヒと悠斗といつも通り会話していると、登校したハジメが安心したように声を掛けてきた。
「そそくさと帰ったハジメくん、おはよう」
悠斗が嫌味たらしく挨拶をすると、うっ…と、声を漏らして明らかに申し訳なさそうな表情を見せた。
「だってハルヒがあんなに怖いと思わなくてさ、どうやって仲直りしたんだよ」
「3Pして仲直りしたよー」
ヘラッと普通に答えるハルヒに、俺と悠斗はオイ!と慌てた声を出した。幸いクラスの人達には聞こえていなかったようで問題はないが、黙っていないのがハジメだ。
「はぁ!?ずりー!俺もしたかった!」
「レンの事、放っておいて帰った奴がよく言うよ」
「それは…そうだけど。俺もレンの事可愛がりたいのに。今日参加させてよ」
「無理」
俺がそう答えるとムゥと頬を膨らませた後、何やらいい事を思いついたのか、俺の背後に回る。
「何だよ」
「おりゃ」
「んん!?」
後ろから脇に手を入れると、指を動かしてくすぐり出した。
「待っ、ふざけんな…んんっ!」
「あ、可愛い」
それを見たハルヒは目を輝かせながら、俺の前に立つと、手を掴んで腕を閉じれないようにさせた。
「ぅ…っ、待て、ここではやめろ!」
「じゃあハルヒん家ならいい?断るならこのまま続けるけど~?いつもクールなレンくんの恥ずかしい姿、クラスのみんなに晒す~?」
「ハジメ…てめーふざけ…ぅぅ…っゃめ…!」
「ほら、レン。また昨日みたいにしようよ。楽しかったじゃん、いっぱい気持ち良くしてあげるからさ」
「…ッ、わか、分かった!やるっ、やるから教室では…こういう事、絶対やめろっ!」
「はーい、約束なレン。終わったらハルヒの家に集合って事で」
パッと離された手に荒い息を吐きながら睨みつけると、ハジメはニッコリと心から嬉しそうに笑っていた。
◇ ◆
「嫌じゃないの?あんな約束して」
授業が終わり、一旦荷物を置いて着替えてからハルヒの家に集合となったので、家の方角が同じの悠斗と二人で帰宅していた。
悠斗とは一番長い付き合いで、家も近いので基本帰りは一緒。いつも俺のことを何だかんだ気にかけてくれている。
「うん、教室で続けられるよりマシ」
「俺もいじめてるから言える立場じゃないけど本当に嫌なら二人に伝えるよ」
「…いや、大丈夫」
「へぇ?」
「…何だよ」
「可愛いなーと思って」
「うるさい」
お互いの家へ一旦帰宅し、荷物を置いて着替えを済ますと、ハルヒの家に向かった。
◇ ◆
「またメモ書いて遊ぶか、王様ゲームするか、各々好きな所いじめるかどうするー?」
一番乗り気なハジメが目を輝かせながら言うと、俺は少し恥ずかしかったが、王様ゲームを希望した。自分の意思でなく"命令された"という攻められる理由が受け入れやすいから。
「…いいよー、レン。可愛いねぇぇ~」
ハジメにからかわれると少し腹が立つが、昨日の余韻も残っているのか、少し楽しみに思う自分も居て。るんるんでくじを作り終えて口角を上げたハジメが、俺に差し出した。
「引いて、レン」
「…」
俺はこれから始まる行為に期待しながら、くじに手を伸ばした。
「じゃあ俺が王様ね」
4人全員がくじを引き終わると、王様はハジメ。①がハルヒ、②が俺、③が悠斗と、前と全く同じ番号になった。
「②がお洋服全部脱ぎ脱ぎしましょうか」
「キモ」
ニヤニヤ笑う顔と言い方に、すかさず悠斗がツッコミを入れるが、ハジメは特に気にする事なくじっと俺を見つめていた。
「①③は脱いでる②の事をじっと見つめるって事で」
「…」
3人に見られる中、パサリと上から一枚ずつ脱いでいく。脱がされる方がマシなんじゃないかと思う位の視線に、俺は脱ぐペースを上げることが出来なかった。
「…あ、あんな見んなよ…」
震える手を何とか抑えながら、中に来ていたインナーを脱いで上は全て脱ぎ終えた。俺の言葉には誰も何の反応も示さないまま視線だけがうるさく俺に突き刺さる。
「…っ、待って!本当にそんなに見ないで欲しいんだけど」
「レン、王様の命令は?」
「…ぜ、絶対…です」
カチャッとベルトを外してズボンを下ろして、ゆっくりだが下着姿になると、それだけで俺は恥ずかしくて感じてしまう程に。
まだ何とか勃ち上がっていない股間を見て安心しながら、下着に手をかけた。
「レン、まだ?」
そう声をかけたのはハルヒ。恥ずかしさでキッと睨んでみたが、状況が変わる事はない。
「…は、恥ずかしい…待って、ちょっと待って」
「じゃあそんな恥ずかしがり屋なレンくんのために特別に~…①が②の下着を脱がしてあげるってことで」
「はーい、さんせーい」
待ってましたと言わんばかりに①のハルヒがこちらへ来ると、ヒョイっと俺をベッドへ抱っこすると、優しく寝転ばせた。
「床は痛いから、今日もベッド使おう」
「…うん」
「レン、手退けてくれないと脱がせないんだけど?」
「…だって、待って…」
「昨日散々見せ合った仲でしょ?」
脱がされないようにグッと力を込めて阻止すると、ハジメが、やってきてまた一つ命令を下す。
「②の腕を拘束して、③の腰の後ろに回すってのはどーう?」
「お、いいね。俺の玩具箱取ってくるよ」
ハルヒがノリノリで玩具がたくさん入った箱を持ってくると、手首が傷つかないようなファーの付いた手枷を取り出した。段々と増えていく玩具に皆が引きながらも、何も言う事はなく進められた。
「じゃあ拘束しようかレン」
「あ…」
両手に手枷を装着され、ベッドに座って待機している悠斗の腰へ回すと、両手が離れないようにチェーンで手枷同士が繋がれた。
「手痛くない?」
上から見下ろすように悠斗が訊ねてくれたので、コクリと言葉を出さずに頷いた。
「じゃあレンくん。恥ずかしい所オープンしますか」
「その言い方やめろや…」
死守してきた下着に手をかけられるとわざと羞恥心を煽るようにゆっくりと下されると恥ずかしくてどうにかなってしまいそうだった。すぐに足を閉じようとすると、勿論許されるはずはなく、ハジメは笑顔で一言。
「②は足を大きく開く」
「…ッ」
俺がゆっくりと足を開くと既に少しだけ反応してしまった自身が晒された。激しい羞恥に足は震えていたが、特に誰も指摘する事はなく、じっと足の間に視線が集中した。
「…っは、早く…!次!次行けよ!」
「じゃあ①が②の観察してー、俺達にどんな子なのか報告する」
「はぁ?」
俺が理解出来ずに言うと、ハルヒは俺に近付いてじっと顔を眺めてきた。
「…っ何」
近くで見るハルヒの顔は相変わらず格好良くて、直視されると恥ずかしい。フィッと視線を逸らすと、ハルヒの口が開いた。
「②のレンくんはー、サラサラの黒髪ストレートで、顔は丸顔で、目はまん丸で大きくて少し垂れ目。瞳は少し茶色」
「!」
ハジメの命令の意味が分かり、俺は一瞬で体が熱くなった。一つずつ自分の外見の説明をされ、耐えきれなくなり俺は叫んだ。
「やめろ!!恥ずかしい!!つーか見たら分かるだろッ」
「分かんないからもっと教えて下さーい」
「りょーかい」
「ハルヒ、本当に…だめっ」
「鼻も口も小さくて、ほっぺたはムニムニ。肌は白くて童顔」
「…っっ」
「…そんで、恥ずかしがり屋ですぐに顔が赤くなっちゃう子でーす」
「…あああ!やめろ!本当に!!」
特に体に触れられた訳ではないのに恥ずかしすぎて堪らなくなり、足でドカッとハルヒの体をキックした。
「…レンってば学習しないなぁ。悪い足はどうしたらいいー?王様ー」
わざとらしくハルヒがハジメに問い掛けると、ニンマリとした笑顔で試すように言った。
「②は足を動かすの禁止。動かしたらー…恥ずかしい格好で縛りまーす」
「…っ」
「じゃあ①は続きをどうぞ」
「お耳は少し小さめで…ちょっと息を吹き掛けただけで…」
ハルヒの口が俺の耳へ近付いてくると、フッと軽く息を吹き掛けられた。
「んん…っっ」
「こうやってすぐ感じちゃう可愛い子です」
「やめろよ…バカ…」
「そんなトロンとした顔で言われてもいじめたくなるだけだよ?レン」
ちゅ、と軽く耳へキスすると、そのまま離れて行った。ハルヒは少し欲情した男の顔になっていて、それに俺もムラッとくる。
「骨格が細くてー、肩幅も広くない。全体的に細いけどガリガリって感じでもなくてー、でも筋肉もあんまりついてなくて。適度にプニプニした柔らかくて白い肌。でも…」
ハルヒがそこまで言うと、ツンと乳首を弾いた。
「んぁ…っ!」
それに大袈裟に反応してしまうと、少し漏れた声に羞恥が襲う。
「乳首は可愛いピンク色。乳輪も小さくて…こうやって触った時にコリコリになって勃ち上がった状態でも乳首自体は小さい方かなー。可愛く主張はするんだけどね」
「ば…っか!!うるさい!うるさい!!」
「あらあら、恥ずかしい?」
「恥ずかしいに決まってんだろ!!」
「へぇ~?じゃあ続けていくね?」
「も、やめろって…!」
「次は一番感じちゃうお臍。縦長で穴は小さくて、すげー綺麗な形してる」
「あ…っ、やっ、触んないで…!」
人差し指でツゥとお臍周りをなぞられるとビクンと跳ねた。
「へぇ…見せてよレン。俺遠目でしか見てねーからさ」
見たことあるだろと思いながら、ハジメが俺の体に近付くと、マジマジと集中的に胸や腹部を観察するように見つめてくる。
「…や、やだっ、見るな!見るなよ変態…!!」
「じゃあ①③は、②が泣き出すまでゆっくり恥ずかしい所観察することにしますか。①は足も広げてあげて」
「んな!?待っ…!」
「はーい王様」
グイッとハルヒが俺の膝裏を抱えると、閉じれないように秘部を晒すように大きく開脚させた。
「うわぁぁぁっっ」
「ほぉほぉ、レンくんの体はこうなってんだなー」
わざとらしい口振りのハジメはまだ胸を眺めており、たまに反応した突起に触れる。
「んぅ…っ」
「感度も良いですなぁ」
「何キャラだよ…」
その後は三人とも俺に触れる事はなく、ただ観察すると言う耐えられないような時間が流れた。
「あ、あぁ…!もう…!もういいだろっ」
「泣くまでって言ったよな?まだ泣いてねーじゃん」
いつも羞恥を感じると涙が出るのに、何故か今日はまだ涙が出なくて。俺はやだやだと体を捩りながら三人の視線から逃れようとした。
「ついでにこっちも説明するわ」
長めの沈黙を破ったのは足を抱えているハルヒで、あろう事か一番恥ずかしい箇所を見ながら説明を始めた。
「足の間にある可愛らしい男の象徴はー、言っちゃ悪いけどそこまでは大きくなくて。まぁ小さくもないけど」
「やめろやめろやめろ!ふざけんな!!!」
「③は説明が終わるまで②の口を塞ぐー」
「んぅ…」
優しく悠斗の手が俺の口を塞ぐと、ジタバタと必死に抵抗した。
「先っぽは綺麗なピンク色で、形も…なんて言っていいか分かんないけど小ぶりで可愛い」
大きくない、小ぶりという言葉を使われて少しムッとしながらも睨みつけると、ニヤァとハルヒの顔は更にいやらしく変化した。
「お尻はー触り心地が良くて、細くて引き締まってて綺麗。そんでー…普段隠れてるここはー」
「!?!?」
「広げてあげるとまた可愛い綺麗なピンク色しててー、期待したようにヒクヒクしてまーす」
「お、どれどれ?」
「んーーー!!」
抱えていた膝裏から手を離すと、閉じれないように体で押さえつけると、お尻をムニっと広げて誰にも見せたくない蕾が晒された。
「んんん!!んんっっ!!」
俺が真っ赤になって全力で暴れながら、ハジメとハルヒは嬉しそうにその箇所を眺めていた。恥ずかしさで爆発してしまいそうな程に熱くなった体は制御なんて出来なくて。ボロッと瞳からは涙がこぼれ落ちた。
「あ、泣いちゃった」
ハジメがそう言って次に進もうとすると、ハルヒが言葉を放った。
「でも俺らに散々見られて泣いたくせに、可愛いレンの股間は反応しているみたいですねぇ~」
「!?」
「あ、本当だ。見られて興奮したの?」
ハジメが俺に質問したタイミングで悠斗が俺の口を解放した。
「ちが…っ!!違う!!」
「でも勃ってんのは事実だよ?見える?レン」
明らかに俺も見える位置にも関わらず、ハルヒは俺の股間をパシャリとスマホで撮影すると、アップにして見せつけてきた。
「ふざっけんなテメー!!見せてんじゃねーよ!とっとと消せ!!」
「そんなにお口が悪い子は全身撮影するか。顔映すよ?」
「ぅ…っ」
「認める?見られて感じたって」
「…っ」
「認めないなら検証するか。このままずっと見てても萎えなかったら見られて興奮してるって事だろ?」
「…っ意地悪、すんなよバカハルヒ…」
「いいの?そんな事言って」
「…俺はどうすればいいんだよ…!」
「『恥ずかしい所を見られて興奮して勃起しました』って可愛く言ってみ?」
「んな…っアホか!ふざけんなよ…!」
「言えないならずっと見ててあげるよー?」
ハルヒのドS発言に、流石に少し引いてる悠斗とハジメだが、怒らせたら怖いのを昨日見せつけられたので何も言う事なく俺達の会話を聞いていた。
「俺は……恥ずかしい、所見られて…興奮して…反応しました…」
「ま、声小さいけどいっか。ちゃんと認めて偉いね~」
満足そうに笑うハルヒに安心して、フゥと息を吐くと、ハジメがパチンと手を叩いて次へ移していく。
「はいはい、OK?じゃあ散々焦らしたから…次は可愛い体触ってこうぜ。③が②の脇をくすぐる」
「了解」
「待って!悠斗、やだ!待ってよ!」
「ごめんなーレン。王様の命令は絶対だからー」
左右の脇の下に指がセットされると、サワサワとかなり優しいタッチでくすぐられた。
「んんんん…ッッ!!」
グッと腕に力を入れるが、悠斗の背中に引っかかって下ろせなくて。俺はビクッと反応しながら声を堪えた。
「レン可愛い。相変わらずビクビクしてる。くすぐったいの?気持ち良いの?」
「んんぅ…!んっ、ん~~ッ!」
フルフルと首を横に振って耐えていると、ハジメがもう一つ命令した。
「①が②の足の裏をくすぐる」
「やめ…っ!」
「レンの足ちっちゃい。可愛い。よいしょっと」
ハルヒが背中を向ける形で、俺の足の上に体重をかけすぎないように座ると、こちょこちょと両方の足の裏をくすぐり出した。
「ひゃっ!はははははぁっ!やめて!やめて!」
「ちっちゃー可愛い。子どもみたい。くすぐりやすいしいいな」
「あはははは!二人ともやめてぇぇ!!」
「やめませーん」
「ひゃははは!!無理!無理っ!」
俺が涙を流しながら笑い転げても、ハジメは命令を出す事なく椅子に座りながら俺を眺めていた。
「だめ…っ!苦しいっ、ぁはぁっ…苦しい…っ!」
腹筋が痛くなるくらい笑い転げても二人とも止めてくれる事なく、慣れないように擽り方を変えながらしつこく指を動かしてきた。
「んん…!」
ある程度すると、二人とも合わせたかのようにゆっくりとした指の動きになり、くすぐったい感覚よりも気持ち良いという感覚へ変わっていく。
「んっ、んんっ…ぁ、ぁ…!」
「どうしたの?レン」
「可愛い声出しちゃって。我慢出来ない?」
悠斗がわざとらしく俺に問いかけると、すぐにハルヒがニヤニヤと笑ってからかってくる。
「ふ…っぅぅ…!それっ、だめ…っ」
「それって何?ゆっくりくすぐること?」
「うん…!変になる…!」
「じゃあ思いっきりくすぐった方がいいってこと?」
「それも…やぁ…」
「じゃあどうされたいの?」
「恥ずかしい…っ分かんない…!でも我慢出来ない…!」
自分でも本当にどうされたいのか分からないまま、今の蕩けてしまうようなゆっくりとした指の動きだけは何故か恥ずかしい。
「ふ…はぁ、あっ、あぁ…」
ハルヒは移動して俺の足を肩に乗せると、ゆっくりと膝裏から内股、足の付け根をなぞる。
「はぁぁ…!あっ、ぁ…んん~~ッ!」
ゾクゾクとした感覚に耐えれず恥ずかしいくらい甘い声を上げると、悠斗も脇から胸の横、脇腹をゆっくりとなぞる。
「ぁ…っやぁ…やっ、やだ、だめっ、ダメッ」
「感じまくりだな。すげー我慢汁」
椅子で俺を見下ろしているハジメが言葉にすると、恥ずかしくなってフルフルと首を振りやめてと訴える。
「言うなって…!」
「でも実際そうだもんな」
ハルヒが足の付け根をくすぐりながら悪戯に自身をなぞると、恥ずかしい位にビクッと跳ねた。
「あぁっ!もう…!触るなら…もっとちゃんと触って!」
肌を優しく撫でられ続けると感度も上がり、性欲のスイッチも入ってしまい、焦ったくて仕方がない。強請るようにハルヒを見つめると、クスッと微笑んだ顔を向けられた。
「ねぇ、レン。この前使った筆、まだあるんだけど」
解放を求めている俺には残酷な言葉が投げかけられ、嫌々と首を振った。
「ひ…っはぁっ、だめ、ダメっ」
筆を手に取ると、早速肌に這わせてきた。
フワフワと苦手な場所に這う筆の動きに耐えれずにジタバタ体を捩らせた。
「見てレン。筆びっしょり」
自身の付け根や裏筋、たまに一瞬先端を触っていたハルヒが見せつけるように言うと、また顔が熱くなる。
「るせ…っも、無理…!早く…触って!焦らすなぁぁ…」
「レンは焦らすの嫌って言ってたもんね。焦らし続けたらどうなるの?」
「おかしくなる…から、やめてぇ…!」
「レンーこっちも感じなよ」
「可愛いから俺もやっちゃお」
「ひゃ、めっ…ろ、よっ」
悠斗が両耳に筆を当ててクルクルと刺激し、参加を始めたハジメは乳首に筆を這わせると体が勝手に震え出した。
「ぅぅぅ…っやだ、やぁぁ…」
ハルヒの筆は先端には触れず、ぐっしょりと濡れたまま裏筋を上下し、もう片方に持っている筆でクルクルと内股をなぞる。
「そんな…いっぱい、しないで…!ぞわぞわする…っ耐えれない…っ、」
「焦ったいねぇ、ビクビクしちゃうね」
「ぅー……っ」
筆が動く度にビクビク跳ねる体は制御出来なくて、中途半端な焦ったい刺激は辛くて堪らない。
「あーあ、顔もとろとろ」
みんなに揶揄われながらも余裕がなくて、ハルヒの筆が少しでも決定打の刺激になる様に腰を動かした。
「だーめ」
腰を掴まれて裏筋や玉に触れられると頭がおかしくなりそうでフルフルと力無く首を振った。
「早くそこ触ってやれよ。先走りびっしゃびしゃじゃん」
「まだダメ。レンがもっと可愛くなってからね?」
仮にも王様のハジメの言う事も聞こうとしないハルヒはただゆっくりと俺を追い詰めるように筆を動かし続けた。
「じゃあせめて胸だけでもいっぱい気持ち良くてしてやるよ」
ハルヒに期待していないハジメは筆を置くと、玩具箱からローションを取り出した。
「冷たかったらごめんな」
トロリと俺の胸へローションを垂らすと、熱った体には冷たくてピクリと跳ねた。伸ばす様に胸の周りにクルクルと円を描くように動くハジメの指に不快感を覚えた。
「や…っやだ、それ…!ハジメ、やめ…」
「ローションで滑り良くしたらここ気持ち良くね?」
「──ッ!! ひゃあっ」
ヌルリとした指がムニムニと乳首を捏ねると今までよりも感じてしまい、カシャンと悠斗の背中に回した手枷が音を立てた。
「やっ…それ、やめっ、」
「お、気持ち良さそう。乳首すげー硬くなってきた」
「ローションそんなにいいんだ」
「えー俺もしてあげたかったなぁ」
頭が痺れるような快感にジタバタ暴れてみても動ける範囲なんて限られていて、指から逃れる事は出来なかった。ピンと指で弾かれたり、指で摘まれて揉まれたり、様々な触り方で触れられると頭がビリビリした。
「~~ッッ、ンんっ~~!!」
「レンって爪でいじられるの好きだから一回試してみてよ」
「痛くねーかな?こんな感じ?」
ハルヒが嫌な助言をすると、カリッと乳首を引っ掻かれ、その瞬間ビクッと体全体が跳ねた。
「ぅぁあぁァッ、やっ…それやめて!!」
「本当だ可愛い」
嬉しそうにカリカリと両方の乳首を引っ掻かれると我慢出来なくて必死に暴れた。
「はいはい、暴れないの」
「だ、って…!!無理だっ、てば…!もぉ、やだぁぁ!!イキたいっ、イキ、たいっやめてぇぇ…っ」
「おら、①。とっととイカせてやれよ」
「えーまだ早い気がするけど」
「何処がだよ。もう結構焦らしてんだろ」
「…じゃあ一回目は筆でイこっか?」
先走りで濡れまくった自身に触れると、支えるように竿を持つと、筆の毛先で尿道口を刺激した。
「──~~ッッ!!」
ガクンと腰が跳ねると、一瞬目がチカっとして声すら出ない状況。
「前ハジメに触られた時もすごく感じてたもんね」
溢れ出す先走りを気にすることなく、しつこく同じ箇所を刺激され続けるとやっと絶頂出来そうな刺激になってきた。
「ぅ、ぁっ、イク、イキたい…!イキたぃぃ…!」
「イッちゃうの?筆にイカされちゃうの?」
「うんっ、うん…っイッ、ちゃ…もうっ無理…!もっと激しくして…やめないでぇ…!」
あと少しでイケそうなタイミングでクスクス笑いながら筆の動きを緩めたハルヒはやっぱりドSで。余裕がない今、腹が立って仕方ない。
「もぉぉ…っっ、意地悪、ばっかすんなぁ…っ」
「じゃあ俺の名前呼びながらおねだりしてみ?」
「ハルヒぃ…お願い、イカせて…イカせてぇ…!」
「はーい、いい子だね」
呆れて見つめるハジメと悠斗に気にすることなくハルヒはもう一度筆を動かし始め、緩く竿も扱いてくれた。そのおかげで勢い良く筆に向かって欲を吐き出した。ずっと我慢させられていたからか体のビクつきは激しく、中々終わらない絶頂に足が痙攣した。
「本当レン可愛い。好き」
俺が未だに惚けていると、ちゅっと触れるだけのキスを贈るハルヒに、強請るように自分からも口付けた。
「ん、もっと、して…」
「うわぁぁ…やば、可愛い」
目をハートマークにして何度もキスしてくれるハルヒに癒されながら口を開けて舌を入れた。そしたらゆっくりと絡めてくれて、少しの間続けていると思いっきり嫌そうな声が聞こえた。
「うげぇ、甘々は見たくねーんだけどー。俺も恋人欲しくなんだろばーか」
俺達のキスを見てげんなりしながらいうハジメだが、終わるまで待っていてくれた。
「じゃあ…さっき王様にイカせてやれって言われたから、たーっぷりイカせてあげるね?」
「…は?」
さっきイッたばかりなのに、と思うとハルヒの言葉が理解出来なくて?マークを浮かべていると、玩具箱からこの前いじめてきたローターを取り出した。
「ま、待って。さっきイカせてもらったんだけど」
「うん、知ってるよ。筆ぐっしょりしてるし盛大に出してたもんね」
「え…?待って、分かってるなら、やめ…」
「電マは流石に敏感なここには痛いでしょ?だから、ローターにしてあげるよ」
「え、待っ…、やめ、」
緩々と達したばかりの自身に触れて少し勃たせると亀頭部分にテープでローターを固定した。
「…ば、バカ!外せよ!!」
「暴れんなよ。気持ち良くてしてやるから」
見せつけるようにスイッチを入れると、弱でローターが動き出した。
「んん…っ」
弱とはいえ敏感なそこには強すぎて、俺の体は大きく跳ねた。
「も、無理…!やめてっやめて、外してぇ…!!」
「だーめ。だってさっきイカせてやれって王様に命令されたもん」
「何回もイカせろとは言ってねーだろ。俺の所為みたいにすんなよ」
ハジメが不満そうにしながらも、少し乾いてきたローションを追加してまた乳首を弄り出した。
「もぉ、やめてっ、休憩させて…!待って、」
「③が②の脇をこちょこちょしよっか」
「はぁ…?嘘、待って…どれかやめて…!お願っぁっ、やぁ…ぁひゃぁっ、や、やぁっ」
ガシャガシャなる手枷と、暴れまくる体。どの刺激も強過ぎて間抜けな声が部屋に響く中、ローターの刺激が上がるとまた絶頂感が訪れた。
「イ、イク…っイッ、やめて…!外して…っやめっぁははっ、おかしぃっ、体がっ…おかし、ッ」
ボロボロ泣きながら叫んでも終わらなくて、絶望しながら勢い良く絶頂した。ガクガク足が痙攣してもまだ止まってくれなくて。
「…~~ッッ、ぃ、ァァあぁぁ…ッ死んじゃっ…止めて、止めてぇぇ!!」
「顔エロいね、レン」
「ふぇ…っん、ぅ」
ひっきりなしに叫ぶ口に悠斗の指が侵入すると、俺の溢れ出す唾液で音を立てながら口内を掻き回された。
「ふ…ぅぅ、ぁっぁ、」
噛む力もなくただされるがままに口内を犯されながら舌を摘まれてフニフニと揉まれた。それがなんだか気持ち良くて、蕩けた顔を向けると、クスッと悠斗が笑った。
「気持ちいねレン、可愛い」
「ん…ぅ、んっ、うん…っ」
「ここ好きなんだっけ。ハルヒが言ってたよね」
クイッと指を曲げて上顎を擦られるとピクリと跳ねて口の端から唾液が滴る。恥ずかしくて顔を染めるとクルクルと擽る様に指を這わされた。
「ぅ…っん、ん、…んぅ…」
「大分蕩けてきたね、次はどうする?王様」
「んー…じゃあ①が②のお臍舐めようか」
「んぐ…っん、ゃらぁ…!!」
「はーい、レンお臍いじめてあげる。耐えれるかな?」
「むりぃ…っゃめ、てお願い…休憩させてぇ…」
入らない力で体を捩りながら泣いていると、ハルヒの口は腹部へ移動し、ちゅっと口付けた。
「もぉぉ…ざ、けんなぁぁ…どれか、やめ…ろや、アホどもがぁ…」
結局ローターも止まってなければローションで乳首も弄られ、肌もくすぐられている。唯一口にあった悠斗の指が離されたくらいで。
「レンってタフだよねー今からここ触られるって状況なのにさ」
ハルヒはそう言いながら俺の自身からローターを取り外すと、逃げれない様にするためかガッツリと足に跨って体重をかけた。
「あ…お願い…やめて、やめて…っ」
「いっぱい泣いてね」
「ひッ!? ひゃぁぁぁあァッ!!」
絶頂を済ませてずっと刺激され続けている体は自分が思っているよりも敏感で。爪でお臍周りを触られた瞬間に今までにない程に体が反応した。
「感度やば」
「ぅぁああぁぁァッ!!」
「はいはい、じっとしようねレン」
ビクンビクンと腰が跳ねる俺を力付くで押さえつけて、ハルヒは舌を出すとゆっくりとお臍周りと下腹を擽るように舐められた。
「ひ…ッ!? いやぁぁぁぁっっ!!やめてッ、やめてぇぇぇっっ!!」
「すげーな」
感心したようにハジメが乳首を弄りながら呟くと、ふぁぁ、と悠斗は欠伸をかましつつ脇をこしょこしょとくすぐった。どの刺激も辛いがやっぱりハルヒの刺激がキツ過ぎて、汗や涙でぐちゃぐちゃになりながら泣き叫んだ。
「いやだぁぁぁ…っ、ふぇ…っも、やだぁぁぁ…」
あまりにも泣きじゃくると俺を見て、ハジメが心配そうに声をかけた。
「あー…レン大丈夫?」
「ん、大丈夫大丈夫」
もう喋れなくなった俺の代わりに、ハルヒがそう言うと、尖らせた舌先をお臍の穴へ挿入した。
「ッ、ぅ、ぁあ────ッッ!!」
「レンかーわい。お臍も美味しい」
ちゅっと何度も音を立てながら執拗にお臍の穴を犯しながら呟くハルヒと、ガクガクと震えて叫ぶ俺。その様子を見てハジメと悠斗はソワソワとし始めた。
「おいハルヒ、お前そこはそろそろやめてやれよ」
「まだ嫌。だって反応好きなんだもん」
サワサワと脇腹から腰の辺りをゆっくりくすぐりながら、お臍の穴へ尖らせた舌先で突く。
「やぁぁぁッ、ゃ、めてぇぇ…っ」
「あ、コラコラ、ちょっとやばそうだから一旦お臍は休憩な。んじゃ俺も満喫出来たから、③が②の乳首可愛がってあげて」
不満そうにしながらハルヒがお臍から離れたが、完全に休憩という選択肢はないのか、ハジメは悠斗に命令した。
「は…っぁ、はぁ…はぁ…」
「すげー蕩けた顔。レンかわい」
クスッと悠斗が呟くと、次は人差し指と親指で摘む様に両方の乳首を摘まれた。
「やぁぁ…!も…休憩させろよ…!本気でしつこいんだけど…っ」
直接股間へ熱が送られる胸への刺激に、俺は足を擦り合わせると、それに気付いたハルヒが無理矢理開かせて自身への刺激を阻止した。
「…あ、はる…なに、ッ」
「さっきイッたからもういいでしょ?」
刺激をやめろと言われたからか何故か不機嫌なハルヒはガッチリと足を押さえながら意地悪をしてきた。
「なんっ、はぁ…!で、だよッ、んん…!」
その間もクルクルと指で乳輪をなぞられたり、摘んで捏ねられたり、悠斗の的確な刺激に股間は張り詰めたように限界を訴え始めた。
「レン、乳首腫れてきた。痛くない?」
「んっ、気持ち良い…、悠斗…」
「そ。良かった」
俺と悠斗が会話を始めるとまたムッと怒った様な表情になったハルヒは、命令がないままにローションを準備して俺のお尻へ指を伸ばした。
「な、にすっ…の!ハルヒ…っ」
「指入れてレンの弱いとこいじるだけ」
「やめ…っ、んぁ、ぁあッ」
今はまだ乳首への刺激に耐えきれず、悠斗の指が動く度にビクンと腰が跳ねた。その反応を見て相変わらず不機嫌なハルヒは、たっぷりとローションを付けた指を俺の蕾へ挿入した。
「んん…はぁっ…」
奥まで進んでいない指は、まだ異物感があるとしか思えず、悠斗の指の動きに合わせて甘い声が出ると、少し強引に指を進めてくる。
「おいハルヒ、分かりやすく妬くなよ。ゆっくりしてやれって」
「別に妬いてない」
「…」
グイッとハルヒの指が俺のいい箇所を掠めると、ビクッと腰が跳ねて、我慢出来ずにジタバタ暴れた。
「んぁぁぁッ、ハルヒぃ…!そこ、やぁっ」
「嫌じゃなくて好きでしょ?」
「あっ、あっ…!ぁッ!」
トントンとハルヒの指の動きに合わせて俺が声を漏らして腰を跳ねさせると、満足気にしたハルヒの表情。
「レン、俺だけで感じてよ」
グリグリとしつこくそこばかり責められると、我慢も出来ない程に張り詰めた自身。
「んぅぅ…!ハルヒだけっ、だからぁ…!入れて…!イキたい…!もう限界…!」
バタバタと足を動かすと、俺の言葉に更に満足そうに口角を上げた。
「入れて欲しいの?俺のがいいの?」
余裕のない今の状況では、少しだけ面倒くさいと思えるハルヒの言動だが、余計な事を言うとどうなるかが分かるので、相手の望む言葉を投げ掛ける。
「ハルヒ、じゃないとダメ!ハルヒがほしい…!」
「もう限界?かわい」
もう悠斗は俺の胸を刺激する事をやめ、呆れた表情でハルヒを眺めていた。
俺の足を開かせると、ハルヒはゴムを装着した自身を俺の蕾へ当てがった。やっと繋がれると思い待ち望むが、先端を少し入れるとすぐに抜いてしまう。
「…?やだ、意地悪すんな…!」
「もっと求めてよ、俺のこと」
「あっ、やだぁ…!やだ!入れて!それやめてよ…ッ」
わざと少し入れて抜いてを繰り返され、初めての事にブワッと涙が出た。
「これ嫌?」
「嫌だ!!本気で嫌!!」
「…へぇ、可愛い」
「意地悪しないで…っ!」
「…はいはい、ごめんごめん。入れて欲しい?」
「…ッ入れろよ!!もう!!何回も言ってんだろバカ!!」
「わぁ、ごめんごめん、そんな怒んないで」
俺が我慢出来ずに本気で怒鳴ると、少し慌てた様に言いながらちゃんと挿入してくれた。
「んぁ…っ!」
「あー…あったかい。レン気持ち良い」
「んっ、俺も!…気持ち良い…っ」
強い快感に、悠斗の背中に回した手枷のチェーンがカシャっと鳴り響きながら、奥を突かれるとそれだけで果ててしまいそうだった。
「んっ、ぁあッ、気持ち良い…!前も触って、ハルヒ…」
自分でも分かるほどに快楽に蕩けた顔でそうおねだりすると優しく頬を撫でてくれた。
「もう少し待って、一緒にイこ?」
ハルヒがそう優しく呟いた瞬間、
「んん…ッ、!?えっ?ちょ、ひゃぁッ」
「!? あッ、待って悠斗!」
俺とハルヒ、二人の口から焦りの声が出た。それは突然悠斗が俺の肌をくすぐり出したから。
「あはは、二人とも反応可愛すぎ」
「ひゃぁあッ、今はくすぐんないでぇ…!」
ビクッと跳ねて暴れ出す俺と、余裕なく悠斗を睨むハルヒ。
「ちょ…悠斗それやめろ。レンの中めっちゃ締まるから!もう少し繋がってたいの、俺だって…っ」
ハルヒが怒った理由は、くすぐられることによって俺の中が異常に締まり、我慢出来ないかららしい。
「だーめ。さっさと終わらせて?俺とハジメ、もう見てらんねーわ」
こちょこちょと脇をくすぐりながら、たまに移動させて胸の横や脇腹を刺激されると、我慢出来ずにひたすら暴れる俺。
「んん…ッ、レンもうちょっと緩めて、俺もやばいから」
「そんなぁっ、無理、無理だってば!」
「あー!!めっちゃ楽しそう!俺も限界!無理!もっかい参加させて!」
そしてハジメももう一度こちらへ来ると、指でお臍の穴を穿り出した。
「ひゃぁぁぁぁあっっ!!」
一番触ってほしい自身への刺激がないので俺は絶頂を迎える事が出来ずにのたうち回ると、ハルヒは面白いくらいに余裕ない顔で、やめろよお前ら!と叫ぶ。
「俺の方が先にイクとか嫌ぁ…!お前らやめろってぇ…」
「前触ってよ…ッ、イキたい!くるし…!」
四人がぐちゃぐちゃになりながらも、ハルヒが俺の自身を扱いてくれた事により欲を吐き出す事が出来、俺の後にハルヒも中へ吐き出した。
◇ ◆
「カオスだったな」
賢者タイムで完全に冷静な俺はポツリと呟いた。
「ん。それな」
同じくハルヒも溜息を吐きながらそう言った。
「レンもハルヒも可愛かった。余裕ないハルヒ見んのもいいもんだな」
「悪趣味だな、悠斗は…」
「俺も今日は参加出来て楽しかった~!またやろうよ、レン」
この前の三人も楽しかったけど、まぁ、ハジメが居ても楽しめたかも。
「…また、気が向いたらな」
ポツリとそう呟いて、俺はハルヒの横で眠りについた。
end.
ともだちにシェアしよう!