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そんな僕らの日常で 10

「やばいっ……いくっ出るっ……」 前と後ろからの刺激で、絶頂が近い。 奏の激しい攻めと、東の中の快感が二つ同時に襲ってくる。 「俺もっ……」 肩で息をしながら東が言う。 東の前は先走りで漏らしたかのようにびしょびしょになっていたがまだイってなかったらしい。 「俺も……」 続いて、奏も囁く。 「んっぁ……ねぇ……みんな一緒にイこ……」 快楽を味わいながら、東が呟いた。 それと同時に東のアナルが閉まる。 「っ…東…?」 意外な一言に思わず聞き返してしまう 「やっぱ……俺……二人とも大好き……」 腰を振りながら、大胆な告白をする東。 恐らく、快楽に飲まれて思ってことをそのままつぶやいているのだろう。 てか、そろそろマジでヤバいっ… 「みんなで一緒気持ちよくなって……みんなで一緒に幸せになろ?」 「東…ほんと……かわいいやつ……」 奏の攻めがまた激しくなる、どうやらみんなほんとに絶頂が近いらしい。 「いくっ……ああっ!」 全身に快感が昇ってゆく。 耐えきれず、東のナカに、性をすべて吐き出す。 「んっぁ……あっ!」 僕が果てたのと同時に東も果てる。 普段あまり、自慰をしないらしくドロッとした精液がソファへと吐き出された。 ホント、可愛い。 「んっ…!」 最後に、奏が僕の中で果てた。 絶頂を迎えた体に、熱い液体が注ぎ込まれる。 お腹のなかにコプコプと精液が溜まってゆく。 何気に中出しってはじめてされたかも… ひと段落ついて、東の中からモノを抜くと、僕の精液があふれた。 奏も、僕のナカからモノを抜く。 コポッという音とともに、精液があふれだす。 なんだかおもらししてるみたいで恥ずかしい… 「んっ……やっべ……べっとべっと…まえらイきすぎ」 「だって……きもちよかったし……」 仕方ないという風に答える東。まぁそれに三人もいたし。 誰かさんは二回もイってるし。 「最初あんなに嫌がってたのに。やっぱ、かわいいな東は」 「あはは……俺、わかったんだ……2人のことスゲェ好き……」 自分の痴態を思い出したのか少し恥ずかしがる、東。 「でも、男同士だし、どっちか選べないし、色々葛藤してた……」 どうやら、東は僕と同じ気持ちらしい。 僕も、東も、奏も、どっちも好きだ。 どっちかだけ、恋人で、どっちかだけ友達なんてありえない。 三人。一緒じゃなきゃ… 「でもさ、やっぱり…」 「じゃぁさ、三人で付き合う?」 東が何かを言おうとしたとき、奏が思わぬ提案をした。 「……へ?」 思わず変な声がでた。 そんなのありかよ… でも。みんな幸せになるなら、それもありかも…? 「みんなで一緒に気持ちよくなろうぜ?」 こうして、めでたく、僕たちは三人で一組という、世にも珍しい恋人関係を結ぶことになった。

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