185 / 256
第185話 琥珀と五月雨 2
「ああ、そんな所、見るな!」
足を開かれて全部さらけ出される。指を入れていやらしい音がする。濡れない場所をローションで丁寧に解す。この上なくいやらしい水音。
「キツいな。琥珀、痛いか?」
「うん、痛くはないけど、恥ずかしすぎる。
そんな所に指入れられて。」
五月雨の舌が身体を這い回る。恥ずかしい所まで舐め上げる。
琥珀の昂りを咥えた。一段と大きくなり、もう破裂しそうだ。
「一回出すかい?」
五月雨の口の中で爆ぜた。
「ああ、すごい。メイ、俺、死んじゃう。」
十分解した後孔に五月雨の硬く大きい昂りがあてがわれた。
少しずつ入って来る。
「あ,裂ける!」
「大丈夫だよ。滑らかに亀頭が入ったよ。」
「あーあ、すごく大きい。もう無理だ。」
初めてじゃないのに苦しい。今まで少しずつ五月雨が慣らして来た。でも今日は太く大きくなっているようで、亀頭だけでもやっと入った感じだ。
「ああ、いつもより大きくなってる。
ごめんよ。もうやめられない。」
グッと力が入って奥まで入れられた。
その瞬間、いつもと違う快感を拾った。
ピリッと電流が走ったような震える快感。
「これは何?先生、俺、おかしくなっちゃう。
中が痺れるような、痛いような、あ、ああ、腰が震える。」
頭のてっぺんから足のつま先まで、貫かれるような快感が走った。
ゴムを付けた五月雨の大きなペニスが奥まで届いている。
「こんなの初めて。すごい。先生も気持ちいい?」
腰を使って奥まで進めながら
「いいのか?僕もすごいよ。琥珀のここはすごく気持ちいいよ。蕩けそうだ。」
琥珀はこの感覚は初めてだ、と思った。
愛しくて切なくて五月雨を離したくない。
二人ともグッタリとしてしまった。こんなに身体の快感を突き詰めた事はない。
五月雨に抱き寄せられて
「琥珀を気持ちよくさせたかった。
どうだった?」
「俺、初めての感覚だった。
恥ずかしくて言葉に出来ないよ。
気持ちよくなり過ぎた。欲張りかなぁ?」
抱きしめられて頭を撫でられて
「身体中全部で愛し合いたい。
イク時の琥珀の顔がセクシーで好きだよ。」
「ヤダァ。恥ずかしいよ。」
ともだちにシェアしよう!

