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第7話 ※スカトロあり

「さぁ、始めよう」 見惚れるようなキレイな笑顔で宣言した。まずお兄様に差し出された二粒の錠剤を水で飲み込んだ。しっかりと飲み込んだことを確認するためにお兄様に向かって大きく口を開く。お兄様は飲み込んだことを確認すると良い子だと頭を撫でる。そうやって頭を撫でられているうちに尿意を催しくる。ブルっと体が震えた。ここで漏らすわけにはいかないと、お兄様を見上げて懇願する。 「おっしこしたいです…」 お兄様は先程のような笑顔で首を振った。 「まだ我慢だよ。優くんは良い子だからできるよね?」 お兄様に命令されこくんと頷いた。そうしている間にも尿意は激しくなってくる。お兄様の命令だ、我慢しろと自分自身に言い聞かせるが尿意は限界まで達しっていた。太腿と太腿を擦り合わせて何とか尿意を我慢しようとする。それでもその場にしのぎにもならなかった。我慢のし過ぎで目が涙が浮かんできた。お兄様を潤んだ視界で見上げる。 「お兄様、もう限界です…」 お兄様は唾を飲み込むと微笑むと、僕の頭を撫でる。 「仕方ないな。じゃ、立って」 震える足で何とか立ち上がる。まるで生まれたての子鹿のようにブルブルと震えていた。僕が立ち上がるのを見届けると次の命令を下す。 「そのまま歩いてバケツの上に跨って」 バケツに向かって数歩の距離を震えて上手く扱えない足で何とかたどり着き、バケツの上に跨った。そうしている間にも襲ってくる尿意は我慢の限界を通り越そうとしていた。なんとか震える脚でバケツの上に立って次の命令を待っているとお兄様は左右に設置されている機械を弄っていた。次の瞬間、強烈な光が視界を白く焼く。何回か瞬きしているとその光にも慣れてくる。お兄様が機械の間から出てくる。その手にはビデオと言うらしい機械を持っている。その機械を僕が股がっている真正面に置いてある細い棒に固定すると、大きい黒い丸は僕の方に向いていた。その機械は僕の姿を残しとくものらしい。このみっともない姿を撮られているのだと思うとその黒い丸を向けられるだけで羞恥が込み上げてくる。顔が赤くなるのが分かった。 「さぁ、準備も整ったし、いいよ。バケツの上にしゃがんで」 とうとうだとお兄様に命令された通りバケツの上にしゃがむ。しゃがめばお兄様に我慢のし過ぎで張り詰めいる一物を晒してしまう。息が荒くなる。やっと解放されるのだと胸に期待感が膨らんだ。 「よく我慢したね。いいよ、出して」 お兄様のお許しで力を入れていた下腹部の力を抜く。深く息を吐くと、ちょろちょろと入口をから黄色い液体が出てくる。黄色い液体は徐々に勢いを増していく。 「っー!んっ!あっ…!」 思わず情事の最中のような甘い声が出てしまった。液体がバケツの底で跳ねる音がバケツの反響で耳に届いてくる。恥ずかしいその音に更に顔を赤くする。そんな僕の姿を兄は微笑んで見つめていた。未だに黄色い液体は留まることを知らずに溢れ出てくる。激しくなるバケツの反響が耳の届いた。息も更に荒くなり、身体が震える。次第にバケツを叩く音が小さくなってくる。出口から出でてくる黄色い液体は少なくった。出しっきたのだろう、もう尿意は感じず、出口からはぽたぽたと黄色いの残滴が零れるだけだった。解放感に深く息を吐く。 「綺麗だったよ」 お兄様は僕に近づいてくる。未だにバケツの上にしゃがんでいた僕の腕を引き寄せて、抱きしめた。

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