110 / 238

セーラー服と学園祭 7

資料室にあったソファに俺が座り、膝の上へ向かい合わせるように南を乗せた。 スカートが少し捲れて、そこから南の白い脚が覗く。 普段と違う光景に、心臓が高鳴ってクラクラする。 高校生の瑞々しい白い脚の誘惑には、きっと誰にも勝てない。 スカートの中に手を忍ばせて、その肌を撫でる。 健康的ですべすべしてて、触ってて心地がいい。 「ん…なんか、触り方がやらしい…」 スカートが捲れるのが気になるのか、裾を片手で抑えながらもぞもぞと動く。 いつもでは見られないような南の仕草が、どんどん俺を刺激して。 「そういう南も…仕草、やらしいよ」 「っ、だって」 スカートの裾をぎゅって下げて、膝も閉じた。 なんだかんだいつもすぐ脚を開くくせに、蕩けるまで恥じらう姿に溶けそうになる。 いくら脚を閉じても、今日南が履いてるのはスカート。 抑えてないところから、いくらでも手を這わせることができるのに。 「ほら南、こっち空いてるよ」 手を太ももの裏へ回して、内側の肉の感触を楽しみながら揉む。 「や、ちょっと…」 「ハリがあってすべすべで、健康的なのにえろい」 「言わなくてもいいです…!」 南は恥じらいながら、俺の手を太ももから離そうとする。 そういう反抗的なことをされると、とろとろに泣かせてやりたくなるのにいつ気づくんだろう。 まあ、気づかなくていいことなんだけど。 しばらく南の太ももを堪能してたら、物足りなそうに腰を揺らし始めた。 南のソコも、緩くだけど反応し始めてる。 けど、俺は気づかないふりをして太ももから手を離さない。 キスもさっきから首筋ばかり。 せっかく女装をしてるんだから、ゆっくりゆっくり南を焦らす。 「ん…」 南の口から漏れる吐息は、まだ余裕がある。 心ではもっともっとって欲しがってるのに、まだ理性のある頭がそうさせない。 今日はじわじわと追いつめて、南から欲しいって言うまで触ってあげないって決めた。 「八雲さん、」 「うん?」 やっとしびれを切らしたのか、おずおずと俺の名前を呼ぶ。 相変わらず首筋にキスをしながら返事をすれば、喉をひゅっとさせて言葉を飲み込んだ。 「なーに、南」 少しだけ南を手伝ってあげないと、ちょっとかわいそうかな。 それに、俺にも我慢の限界っていうのはあって。 さっきから抑えてはいるけど、生理現象には抗えない。 「んー…」 南は唇をきゅっと結んで、早くしてって顔をする。 瞳を潤ませて訴えてくるのは、正直弱い。 その顔を今すぐ泣かせたくなるから。 でも、今日は南から言わせたい。 あんまり意地悪するとへそを曲げるかもしれないけど、そんな南も可愛いからついいじめたくなる。 「んー、じゃわからないよ南?」 「…いつもはわかるくせに…」 「そんなこと言ってもだーめ」 ずっと太ももを撫でてた手を、少しだけ奥へ進めて。 脚の付け根をなぞるように指を這わせたら、ぴくっと膝が上がった。 「あっ…いじわる」 「南が可愛いから」 南がデレるまで、きっともう少し。 唇にちゅっとキスをすれば、すぐ嬉しそうな顔をして。 「もっと…」 吐息交じりの声でキスをねだられて、下半身に血が集まるような感覚がした。 もう、今すぐ押し倒したい。 「その前に言うこと、ない?」 南の腰に両手を回して、持ち上げるように俺のほへ少し寄せる。 そして、お互いに反応してるソコをくっつけて、服の上から擦って。 「俺も、けっこう限界なんだけど」 とどめの一言。 南の意識は、完全に下半身のほうへ向いた。 擦り合ってるそこを、とろんとした顔で眺めてる。 呼吸も、だんだん湿っぽくなってきた。 「八雲さん…」 自分だけが我慢してるんじゃないってわかった南は、熱のこもった視線と声を俺に向けてくる。 「したい、もっと…えっちなこと…」 指を絡めてきて、南からバードキスをしてきた。 腰も揺らしてぐりぐりと擦り始める。 「あっ、んっ…もっと、ぐりって…」 1人で腰を揺らして1人で感じて、甘い声を漏らして。 理性が取れた途端にえろネコになって、俺としては堪ったもんじゃない。 このギャップにいつも踊らされて、俺も理性を手放す。 「俺のでオナニーしちゃって…えろすぎ」 「ひあっ」 腰をぐんと突き上げてソコを刺激してやれば、喉を反らして一際高い声で鳴いた。 その声が俺の身体の中に響いて、駆け巡って。 もっと声を聞きたい、もっと泣かせたい、もっとどろどろにしてやりたい。 もっともっとって、欲望が膨れ上がって弾けた。 「はっ…ほんと、えろくて可愛い俺の南…めちゃくちゃにしてあげる」 薄く開いているその口の中に舌を差し込んで、深くて荒々しく貪った。

ともだちにシェアしよう!